今年の渓流シーズンも残す所、一ヶ月強。本気に渓流ルアーを始めて2シーズン目、メモリアルな渓魚に出会いたくて、遠野に車を走らせました。
現着は丁度明るくなって来た5:00頃。最近の天候状況から、目標をイワナに限定しての河川選択。林道の轍の跡は、少なくても数日は入渓者が居なかった物語っています。
今日は、以前に来た時に時間制限で途中引き換えした行程よりも上流を探ってみたいけれど、まずは少し下流のポイントから、身支度を済ませ早速入渓。
条件が良さそうなので、自作kazuミノー・ルチノーをセット。早速キャストすると一投目から20cmクラスのイワナがヒット。幸先が良いですね~
喜んでいると、ん?なんか左足が冷たい…ウ、ウエイダー水漏れしてるんじゃない?! 数回前の釣行から、いつもより足が湿気るな~とは思っていたけれど、暑いんで汗なんだと…違うよなあ、確実に浸水してきてる。朝イチから凹むなあ
気を取り直して遡行を続けます。初めの数箇所で20cm前後3匹と25cmクラスのイワナがヒット! やはりこの雨で活性が上がってるみたい。(25cmクラスはカメラ起動中に逃げられちゃった)
直ぐに車を停めていた場所を越えてしまったので、一旦川を上がり車を上流に移動して入渓し直し。この辺は林道が川に併走しているので少し場荒れ気味みたいですが、増水に味方されチェイスは多目。だけど、良型に限って渕尻のボサに着いていて、ルアーを通しても反応無し。攻めきったと思って、足を踏み出すと走られてアリャ~ってパターン。あきらかに尺越えサイズも居て、悔しいったらありゃしません。
kazuミノーは潜行深度が浅いのでルアーを色々替えて探りを入れます。AR-Sでまず一匹。
写真のポイントから尺に足りない地付きのイワナがヒット。
ポイント毎にって訳では有りませんが、ヒットするのは20cm前半クラスを中心に20cmにちょっと欠けるサイズが混じります。実際は小型のバイトも多いんだけど、触っただけでフッキングしないパターン。それは、それで良しですけど
最近は度々雨が降ったのでハッキリした所は判りませんが、入渓者は近日中には入っていない模様。ですが、イワナは居る区間にはポイント毎に着いているのに、居ない区間はチビのチェイスすら有りません。別に移動を妨げるような構築物や滝などは無いんですけどね。
このイワナ、シリビレ付近に傷が…。この辺まではアオサギは来ないでしょうから、ヤマセミにやられたんでしょうか?
護岸沿いにDコンタクトを通したものの反応無く、AR-Sにチェンジしたらヒット。
こういう景色は心が洗われるようです。日頃のストレス解消にはもってこい(釣れているからこそ、かな)
ここの現場は実際に見ると素晴らしい景色なんです。水温が低く気温は高いのでうっすらとモヤが掛かって、自分には不似合いな表現ですが(笑)神秘的って感じ
前回は大体この辺まで上ったんだったかな~? ここからは未知の世界です。しかし、この時点でウェーダーの左足はすっかり浸水してビチャビチャ。中敷もずれてしまった上に、右足も多少マシですが同じく浸水状態。歩き難いったらありゃしません
渓相は山岳エリアと比較的平たいエリアが交互に続きます。地図上では途中に堰堤がひとつ有る事になっていますが…。
これは沢のタイプですね。 ここまで釣って来て、色の濃い沢タイプと白っぽいタイプが混じって釣れています。
ん?単純に雄と雌の違いかな?
ここまで結構歩いてきましたが、数はそれなりに出ているものの、型は8~9寸前後が中心です。未知の渓で尺イワナを…との夢は遠いなあ
滝が連続している場所に着きました。良く見ると滝の上流に堰堤が見えます。
となると、もしかして… やはり大場所には、いい魚が入ってますね~
顔のいかつい雄岩魚です。が、勿論尺は有りません
洗濯機のようなグルグル回転している流れ。こんな場所には居る訳無いだろうなあ~と、Dコンタクトをキャストしてみると。
居た!数匹が争う様にチェイスしてきます。
まず一匹がヒット。
次のキャストでは、ショートバイトで軽くフッキングしてのバラシ
次は20cm前半サイズ。このイワナは岩の上でもしっかり身体を立てて泳ぐように移動し続けていました。こうやって増水時に滝を越えて行くのでしょうか?
さすがに、もう来ないだろうとキャストすると、一匹目と同サイズがチェイス&バイトしてきましたが、直ぐにバレで遂に沈黙
このポイントの上は、岩盤の滑滝風。イワナなら昇れるよな~??と滑滝を越えると、良さそうなポイントが2つ。しかし、期待に反しチェイスさえ見られず、もしかすると下が魚止めの滝なのかも知れない…と不安が過ぎりました。
さて、ラストポイントの砂防堰堤です。水の落ち口は3つ。攻める足場としては向かって右側の方が良さそうなので、川を渡りポジショニング。右側の一番弱い落水流から探りを入れますが反応無し。
数投の後、最大のポイントである真ん中の落水点の反転流に、Dコンタクト秋を打ち込み、充分沈めてからトゥイッチングを開始。流れに乗せて下流の大岩の手前でU字を切ると「グン」とロッドに重みが乗り、反射的にアワセると、ググ~と上流に向けて動き出しました。ヒット!堰堤からの主流に逆らってグングン落水点に向かって泳いで行くのに対し、ロッドを立てて対抗。無理にリールは巻かずにテンションを保ち、流れの弱い方に誘導を試みると、思ったより素直に付いて来てくれました。お~、一目で尺越えとわかるイワナです!
暴れさせないようにスゥ~と寄せてネットイン!
やった~!尺イワナキャッチ!
最後のポイントで念願の尺イワナに御対面。今までの歩いてきた疲れも吹き飛びますね~
写真撮影に無理やり付き合わせた後、充分に回復を待ってリリース。
いつかまた会えるといいなあ
さて何時かな? 10:30かあ。まずは堰堤を高巻いて上に登ってみます。ヨシ、林道が有るぞ~。地図では、この堰堤から更に遡行すると、大きな道路にぶつかる事になっています。しかし、今まで昇って来た行程と同じ位の距離が有るようなので、今日はここから引き返す事にしましょう。
草だらけの林道を熊スズを鳴らしながら、テクテクと約30分位で車の場所へ到達。釣り上るのには5時間以上掛かったのにね
Dコンタクト 各種
AR-S
kazuミノー(自作)
この場所は、放流しているんですか?
ずいぶん魚影が濃い様ですが、keep派が足を運ばない所なんでしょうか?
そうそう、カッパには気をつけてくださいね~
川に引きずりこまれないようにねッ!
多分区間の下の方には放流も有ると思いますよ。途中は路から離れすぎているから無理でしょうけれど。
中学生時代に初めて来た時は、スゴイ魚影の濃さに驚いた記憶が有ります。その時に比べれば魚影はかなり薄くなってますね~[E:despair]
エサ釣人も来る場所ですけれど、多分比較的下の区間だけで戻るんじゃないかな? なんせ熊の多い場所らしいですからね。看板立ってます[E:coldsweats01]
勿論、ジンギスカンを食べにです。[E:smile]
3年前だったかな?
遠野に遊びに行った時、ふるさと村(?)でジンギスカンを食べたのを思い出したぞ!
でも、自分好みの味ではなかった(^^;
岩手でジンギスカンと言ったら、雫石の小岩井農場でしょッ?
誰かの名前を出せば安く食べれるかな~?
遠野のジンギスカンは有名です。
遠野バイパスから 少し入った所が特に有名です。
食した店はそちらでしょうか?
しかし 遠野に羊の牧場があるとは 聞いた事がありません!
>小岩井で誰かの名前・・・・
オイラの思う人物なら お止めなさい!
逆にボラレルか塩を撒かれるのが関の山です。[E:smile]
ついでに 小岩井も輸入肉との噂が?・・・・・
> 食した店はそちらでしょうか?
遠野ふるさと村の中に有るレストランで食べた記憶があります。
遠野の羊についてちょっと調べましたが、
どうやら、昔はどこの民家でも飼育していたらしいですね。
その後、遠野の羊はほとんど食べつくされてしまった様です。(ほんとかよ~?)
http://www.anbe.jp/sub12.htm
なんか、みんなのツボに嵌ったコメントだったみたいで[E:coldsweats01]
行きましょう!水沢経由で。もちろん、オイラを送迎してくれるのですよね(笑)
>うろこ雲さん
2回も書き込むほど、[E:aries]&[E:beer]に執着してるんですか~[E:smile]
↑バーボン男さんにお願いしましょう。
>サラリーマン岩魚太郎さん
添付されていたリンクのお店が有名だそうです。 が、私も其処では食べた事が有りません。道の駅のイベントで食べただけだなあ。
>食べつくされてしまった様です
収入原を食べつくすって、一体何考えていたんだろ?(爆)