八朔です。
昼の韓流ドラマを録りためてたのを見たらなんだかんだと10話で寝不足。なんだろう、この中毒性。
今年の忘年会にかに道楽を予約してしまったのは、韓流ドラマ間の蟹の通販CMのせいだと思います。
グルコサミンも買いそう。
さて。
父はもともと腎臓が悪くて通院していたのですが、ついに「透析」の話が出てきました。
透析ははじめたら、ずっと続けないといけないし、1日おきに何時間も拘束されるので
「できれば避けたい。」
と思って、何度か医者と相談して
「ではもう少し様子を見て」
にしてもらっていたのだけど。
さすがに素人でももうやらなきゃだろ。という雰囲気から病状はわかる。
「透析はつらいからやらない。という選択肢もあります。」
「欧米とかの話ですか。」つい聞く。
「え?いや、日本でです。」
日本でもやらない人はいるのね。
「ただ、あっという間になります」
え。あっという間って。平然と言うな。
「透析用の基地みたいものを腕に設置する手術をします。これは短時間の簡単なものです。」
「お願いします」
一緒に聞いてた父がさらっと言う。
本人が希望してるならいいや。肩の荷が降りる姉妹。
「よろしくお願いします」輪唱。
てことで、人工透析はじめました。
病院ではじめて、しばらく経過をみたら退院。
人工透析の送り迎えとかに対応してくれる施設を探すことに。
透析って1日おきなのに、やった次の日はダルくて寝込んでて、また透析という人生だという人もいると聞いてなんだか闇落ち気分の私たち。
「お父さんは大丈夫だと思いますよ」
医者は励ましてくれたけど。。
人工透析するから、面会日も限られる。
心配しつつ行ったら、病室に父がいない。
え?なんかあった?どこ?
「よう」
歩いて帰ってくる父。売店に行ってたそうで。
「看護婦がせんべい食べたいっていうから買ってやってた」
そんなこと言う看護士はいない。
「ちゃんと寝てなさいよ。」
「こんなお守りくれたんだ♪」
それはお守り型のGPSだよ、お父さん。
ま、モテオトコ気分でご機嫌だからいいけどさ。
「体調どうよ?ダルくない?」
「なんかやたら点滴ばっかやるからしつこいって言ってやった。」
お父さん、それが人工透析というものですよ。
ホントに父は大丈夫だった。
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