『エーゲ海に捧ぐ』木内 克
これはビーナスなのかな。
中村利沙さんを知ったのはもう10年ぐらい前のこと。
そのうち野球場や映画館で何かのCMソングに使われた彼女の歌が流れてきて、
がんばっているんだなあと思っていました。
ふとしたきっかけで、彼女のサイトにいってみると、いろいろあったみたいですが、
今年、歌手活動を再開されたということで、しかも姫路で行われるイベントに
出演されるという。
より深みと凄みを増した彼女の声を聞いて、久しぶりに心が震えました。
今後の活躍をお祈りいたします。
『見返り美人』に『月に雁』といえば切手マニアの憧れの的でした。
この『月に雁』が安藤広重の作だったんだねえ。五十三次のイメージしかなかったんだけど。
広重は色々な生物を描いているけれど、とりわけ鳥類の表現は飛びぬけている。
ときに過剰とも思えるほど実物以上に躍動感あふれる表現がされている。
一方魚類は、そのほとんどが食物として描かれているようだ。つまり死体だね。
昆虫はどうかというと、現実離れした表現がされていて、蝶などはほとんど空想に
基づいたのではないかと思うほど架空の生物になってしまっている。