盆踊りの音頭といえば、今ではレコードを使うことが多い。
「音頭取り」つまり音頭が得意な人たちに来てもらってたこともあるらしいし、
町内で音頭をとれる人がいる場合はその人にまかせていたらしい。
馬鹿音頭のように、今でも地元の人が音頭をとっているのは少なくなっていると思う。
この音頭が今まで伝えられてきたひとつの要素に、
メロディー楽器を使わないことがあると思う。
使う楽器は太鼓だけだから、歌い手は自分のキーで歌うことができる。
メロディーは長い年月のうちに、相当変化してきているとは思うけど、
同じメロディーの繰り返しなので、伝えやすかったのではないかと思う。
播州音頭は馬鹿音頭の系譜のどこかに位置するものだと思うけど、
相当手の込んだアレンジになっているし、おそらく口説音頭の
進化系ではないかと思う。
逆に馬鹿音頭は原型に近いと考えている。
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