tako(タコ)のアコギな日々

アコギや機材に関する事などを書いています。

【製品レビュー】SKYSONIC「WL-800JP」ワイヤレスピックアップ 買いました!

2020-04-07 12:06:00 | アコギの話題いろいろ
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。


さて、→以前の記事←で、欲しい欲しいと言っていたものを購入しました!

こちら!

SKYSONIC スカイソニック
WL-800JP 
Wireless Soundhole Pickup





さて、こいつがどういう製品かというのを改めて説明すると、

高品位なアコースティック・ギター・ピックアップ・ブランドの「スカイソニック」より発売されたワイヤレス・サウンドホール・ピックアップです!

取り付けにはギターへの加工は不要
ドライバー一本で取り付け可能

本体は、マグネティック・ピックアップとコンデンサー・マイクのデュアルピックアップシステム

ワイヤレスなので演奏時の取り回しも快適です!




なぜこのワイヤレスピックアップに注目したかというと、レインソングというカーボンギターを購入したのがきっかけです。
以前の記事←で紹介した通り、付いていたピックアップがあんまり好みでなく、かと言ってカーボンギターに穴開けなどの加工を施すのに不安があり、音作りをいろいろと試行錯誤した結果、iRig acoustic stageという製品を使う事でなんとか収束しました。




iRig acoustic stageなんですが、低価格ながらマイクの性能が良く、レインソングにもともと付いていたピエゾピックアップとのブレンドも可能で、かなり良い製品なんですが…

コードやらケーブルやらが増えるので取り回しやセッティングが非常に不便でした!



しかし!
WL-800JP は、取り付けも簡単でステージ上でのセッティングもかなり楽になりそうな製品だったので、見つけてからずっと気になっていました。

そんなにお安いものではないので、出来れば一度試奏してみたかったのですが、近くの楽器店に置いているお店が無かったので…。

思い切って購入してしまいました!







どーん。

カーボンギターに傷ひとつつけずに設置する事が出来ました。


さて、設置から試奏までやってみた今のところの感想ですが、、、


まず、付け外しは頻繁にはできないというところですね。
この製品を知ったとき、ライブの時だけ付けてステージが終わったら外す、みたいな使い方を想像していたのですが、実際、ピックアップのモノが大きくて、弦を張った状態での付け外しは難しいです。
付けるときは、弦をダルダルにしてピックアップを突っ込むスペースを無理やり作って設置しましたが、これを頻繁にやるのはギターにも弦にも悪いので(個人的に弦を緩めるタイプではないので)、基本は一度設置したら付けっぱなしですね。
まぁ、他の後付けピックアップも同じようなもんなので、そこはあんまり気になりません。


充電式なので、付けっぱなしで充電できるのかな?と思っていたのですが、充電用のUSBポートがギターの表面についていたので、下の画像のようにギターに設置したまま充電できます。






次に気になったのは、コンデンサーマイクとマグネティックピックアップの音量を独立して調整出来るのですが、目盛りがないので、完全に感覚になります。
基本的に一度いい感じに調整出来たら、そのままにしておきたいのですが、音量調整のためのダイヤルがこれまたギターの表面に付いているので、演奏中にストロークがこのダイヤルに当たると音量が変わる可能性があります。
僕のようなフィンガーピッキングスタイルであればあまり気になりませんが、ピックでストロークする人は要注意ですね。


そして、重要なのは音ですが、基本的には及第点な音質ですが、音のバランス的に高音が結構大きく出るなぁと感じました。ピックアップ本体ではそのバランスの調整は出来ないので、別にEQで調整する必要がありますね。

また、ボディヒットを多用する僕としては、もう少しコンデンサーマイクの出力が欲しいと思いました。最大にしてもマグネティックピックアップと比べると、やや小さいです。マイクの音質だけで言えば、iRig acoustic stageの方が良いですね。




しかし、やっぱりセッティングの早さと取り回しの良さは、かなり大きなメリットになります。
音は単体のEQを導入するなどして対応するとして、この取り回しの良さは他の製品では中々味わえないでしょうね!!






今後ライブでも使ってみて、また何か良さに気づいたら、またこのブログで報告させていただきます!


ではでは!!



【アコギ 初心者向け】アコギの弦、ゆるく解説!

2020-03-29 12:42:00 | アコギの話題いろいろ
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。


今回はアコギの弦について種類やゲージなどを解説します!


当初はタイトルを「徹底解説!」にしようとおもってたのですが、

僕自身もまだまだ勉強中なので、「ゆるく解説」とハードルを下げてお届けします笑






弦の太さ(ゲージ)
ゲージは大体のメーカーで4種類ぐらいに分けられます。
細い方から順に、エキストラライト、カスタムライト、ライト、ミディアムとなります。

エキストラライト
1弦:010、2弦:014、3弦:023、4弦:030、5弦:039、6弦:047
弦のテンションも非常に柔らかくて、女性や子供でも押さえやすい弦になっています。
一般的に弦は細い方が、音も細く小さくなります。
tako的に言えば、タッピングやタッピングハーモニクスが鳴りにくいです。僕はあまり使いません。


カスタムライト
1弦:011、2弦:015、3弦:022、4弦:032、5弦:042、6弦:052
エクストラライトゲージと後で紹介するライトゲージの中間に位置するゲージです。
押さえやすい弦がいいけど、音質も良い方がいい!という人にはおすすめです。



ライト
1弦:012、2弦:016、3弦:024、4弦:032、5弦:042、6弦:053
これが一般的なゲージになります。店頭に並んでいるアコギにはだいたいこのライトゲージが張られています。
エクストラライト、カスタムライトよりは弦のテンションが高いですが、低音から高音までバランスが良くて、非常に使いやすいゲージです。
僕も普段ライトゲージを使っています。




ミディアム
1弦:013、2弦:017、3弦:026、4弦:035、5弦:045、6弦:056
テンションが高く迫力のある音になります。強めのストロークやピッキングに向いています。
低音の迫力がやはり強いので、ソロギターよりは弾き語りに向いているゲージだと思います。






続いて、
弦の素材
一般的な弦の素材は「PHOSPHOR BRONZE」と「80/20BRONZE」という2種類になります。


PHOSPHOR BRONZE
主原料である銅に少しリンを加えられた素材で出来ています。見た目は少し赤みがかった色をしてます。
80/20BRONZEと比べるとややサビに強く、音の特徴として、ややきらびやかで暖かみのある音になります。


80/20BRONZE
銅80%、亜鉛20%の配合に因んで80/20BRONZEと名付けられています。
音の特徴としては、個性が無いのが個性、といったところでしょうか笑。PHOSPHOR BRONZEと比べるとやや安価です。



(番外)コーティング弦
「PHOSPHOR BRONZE」と「80/20BRONZE」にさらに特殊なコーティングを施した弦。
値段は普通の弦の2〜3倍しますがら、普通の弦の2〜3倍以上の長寿命です。コスパの面ではかなり良いです。
ただし、コーティング弦特有の音は好みが分かれます。また、フィンガリングノイズを少なくするためのコーティングでもあるため、普通の弦と比べてツルツルします。
好みは分かれますが、各社で様々な工夫がされてコーティング弦が次々と開発されています。








最後に、
おススメ弦のご紹介!

D'Addario EJ16


初心者にもオススメの弦がこちら。コーティング弦が発売される前は、この弦が最も耐久性があると言われていました。
音質も輪郭がくっきりしているキレのあるサウンドで、弾き語り、ソロギター、両方使える弦だと思います。





Elixir NANOWEB


コーティング弦の代表的な弦です。
takoは長年愛用している弦になります。
コーティングのおかげで、フィンガリングノイズが少なくタッピング奏法などでもかなり使えます。
コーティング弦を検討しているならまずこれを使ってみるのが良いでしょう!








Martin 
Superior Performance MA540


2018年にリニューアルされたMartinの定番弦です。
音質はリニューアル前からほとんど変わらず、耐久性のみ向上されているようです!







D'Addario XT

ダダリオから発売されたコーティング弦です。
コーティングされているとは思えない手触りと音質です!コーティング弦嫌いの人にもオススメしたい弦です。
現在、takoが使用していますが、張ってから1.5ヶ月、ほとんど音が変わらず使い続けています。










ERNIE BALL 
EVERLAST COATED


これはおすすめ、というよりかは僕が個人的に気になってるアニーボールのコーティング弦です。
日本では中川イサトさんや押尾コータローさんが使用しており、チューニングを変えても劣化しない、と評判のようです。
変則チューニングを使うギタリストは必見ですねぇ。








はい、というわけで今回はアコギの弦についてのお話でした!

ではでは!





ついつい欲しくなってしまう!魅惑のミニギターの世界!

2020-03-27 11:08:00 | アコギの話題いろいろ
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。


さて、今回はミニギターについてのお話です!




ミニギターって楽器屋さんで見るとついつい欲しくなってしまいますよね。

小ぶりなサイズが可愛らしくて、部屋に飾っておきたくなりますし、
何より値段がお手頃なので、セカンドギターとして手に入れたい方もいるのではないでしょうか?
また、サイズが小さいのでお子様だったり女性の方でも弾きやすいものが多いです。


今回は、そんなミニギター、ミニアコギの定番からオススメまでご紹介します!




Martin
リトルマーティン


ミニギターの中でもかなり本格的なミニギターです。
プロがステージでも使っているほどの本格派です。
初心者の最初の一本としてもオススメな名器です!








Taylor 
Baby Taylor

こちらもリトルマーティンと肩を並べるほど本格的なミニギターです。
通常のテイラー特有の立ち上がりの良い高音がさらに強調され、低音はやや物足りなく感じますが、それでも5〜6万円代のアコギとしては十分な鳴りです。



ちなみにベイビーテイラーには、テイラースウィフトのシグネイチャーモデルがあります↓







K.Yairi 
Nocturne-ST

見た目に個性的なK.Yairiのミニギター。
こちらは0フレットがついているという、ハンドメイドにK.Yairiらしいこだわりがあります。








ARIA(アリア)
ミニアコースティックギター

見た目の可愛らしさがたまらないミニギターです。
1万円未満で購入出来るので、おもちゃを買う感覚で買えるのも良いですね。








aNueNue
Bird Guitar aNN-M1
aNueNue(アヌエヌエ)はもともとはウクレレのメーカーですが、そのウクレレのノウハウを活かしたミニギターを開発しています。
他のミニギターとは一線を画すクリアな音色はかなり定評があるようです。








はい、というわけで今回はミニギターのご紹介でした!

ではでは!











素晴らしきカーボンギターの世界!!

2020-03-22 12:19:00 | アコギの話題いろいろ
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。


今回は、今、密かな話題になっているカーボンギターについてのお話!




そもそも、カーボンギターとは何か?

木の素材を一切使わずカーボンという素材のみで作られたギターの事を指します。
(メーカーによっては「オールグラファイト製ギター」と呼んでいるものもあります。カーボンとグラファイトは厳密に言うと異なる素材なのですが、どちらも炭素Cが基になっているもので、その違いを説明するには文字制限が足りないので、この記事では便宜上、一般的に広まっている"カーボン"という名称で書かせていただきます)


Ovation(オベーション)←は裏面がリコラードという特殊な素材で作られていますが、トップ板やネックは木で作られています。
カーボンギターは一切木が使われていないので、オベーションとはまた大きく違います。





なぜ、そんなカーボンギターが作られているのか?そして、注目を集めているのか?
それには、カーボンギターがメリットだらけのギターだからです!


メリット1
環境の影響を受けない


通常、木の素材で作られているアコギは、湿度などの環境の変化に弱いです。
そのため、定期的にメンテナンスをしないと最高の状態で弾き続ける事ができません。
その点、カーボンギターは湿度などの環境の変化をほとんど受けません。なので、ネックもほぼ反らないし、雨の日や乾燥した日でもギターのコンディションが変わりません。極端な話ボディに水をぶっかけても傷んだりすることが無いのです!(実際には、金属パーツがあったりエレアコなら内部に電気系統パーツがあるので、本当に水をかけたりするのはやめてください笑)

メンテナンスをしなくても、買った状態をほぼ維持できるギターなのです!




メリット2
軽くて丈夫
カーボン繊維強化プラスチックは、鉄と比較し引張強度が約10倍、比重は約1/4、ととにかく軽くて硬いのです!
木のギターと持ち比べてもかなり軽いですし、ボディヒットなどでトップを割ってしまうという心配もありません。



メリット3
見た目がカッコいい


これは僕の主観になってしまいますが笑

木のギターでは出せないその見た目はかなりカッコよくて、注目を集めること間違い無しです!

個性派ギタリストは注目ですね!








と、メリットばかりのギターのように思えますが、個人的にはカーボンギターを使っている中で、デメリットだと思う事もありますので、そちらにも触れておきたいと思います。


デメリット1
改造が出来ない(かもしれない)
ソロギターをする方だったら、アコギに後付けのピックアップを付ける、など、アコギに何かしら改造をすることもあると思われます。
その場合、アコギにドリルで穴を開ける事になるのですが、このカーボンギター、おそらく(あくまでおそらく)穴を開ける、という事が出来ないかもしれません。
実際にとあるリペアショップの店員さんに「ドリルで穴開けたら全部割れてしまうかもしれない」と言われて、カーボンギターに穴を開ける事をオススメされなかった事があります。
カーボンギター自体がまだまだ主流では無いので、リペアショップにとってももしかしたら扱いの難しいギターなのかもしれません。


デメリット2
音が成長しない
木のアコギは弾けば弾くほど、プレイヤーの音に対して木が振動し、音が変化していく、プレイスタイルによってそれに合わせてアコギの音が成長していく、という事がよく言われます。
その点で言えば、カーボンギターは最初から最適なコンディションをキープされているため、木のような成長は無いのかもしれません。
まぁ、買った時から音が完成されていると思えばいいのでしょうけど笑








というわけで、カーボンギターのメリット・デメリットをご紹介しました!

個人的にはカーボンギターはかなりメリットの大きいギターだと思うので、かなりオススメです!



では、最後に日本で手に入るカーボンギターのメーカーをいろいろご紹介したいと思います!



Rain Song (レインソング )


カーボンギターの代表的なメーカーです!ラップトップ奏法で有名なギタリスト、→エリック・モングレイン←が使用していた事でも注目されました。
ちなみに僕も保有してます!






Composite(コンポジット)




こちらも、最近楽器屋でしばしば見かけるようになりました。
見た目の奇抜さなどカーボンギターらしさ満載です!
僕はレインソングとコンポジット、どちらを買うかギリギリまで迷ってしまいました!







LAVA MUSIC


こちらはカラーバリエーション豊富なカーボンミニエレアコです!
高価なものが多いカーボンギターですが、こちらは10万円代なので、まだ比較的手にしやすいカーボンギターなのではないでしょうか!







McPherson


さて、こちらのメーカー、先に紹介した他のカーボンギターと比べて、高価でやや見つけにくいですが、見た目の可愛さからもやっぱり気になるカーボンギターですね!








はい、というわけで、今回はカーボンギターについてのご紹介でした!

ではでは!







【今、欲しいもの】スカイソニックのワイヤレスピックアップが気になる!

2020-03-17 12:06:00 | アコギの話題いろいろ
ども、アコギをオモチャにするギタリスト、takoです。

さて、今回は今僕がメチャメチャ欲しいと思ってる機材についてご紹介です。

ズバリこちら!

SKYSONIC(スカイソニック)

WL-800JP Wireless Soundhole Pickup




いわゆるエレアコ用のピックアップなんですが、なんと、ピックアップそのものがワイヤレスなんです。


以前の記事←で、僕はカーボンギターであるレインソングに穴を開けたくない、ということで、サウンドホールに引っ掛けて使うマイクシステム iRig acoustic stage を購入したのですが、やっぱりケーブルが多くなり、ギターの取り回しがやりにくくなる、という欠点がありました。




まぁ1万円ほどの価格で音もまぁまぁ良かったので、それなりに満足していたのですが、このスカイソニックのワイヤレスピックアップを発見してしまい、非常にほしくなってしまいました!



ざっと調べた感じだと、このスカイソニックのワイヤレスピックアップ、いいところだらけなんです!

まず、アコギそのものに穴を開けたりしなくて良いところですね。
普通のピックアップを後付けする場合、サウンドホールにネジ穴を空けたり、エンドピンの穴を拡張させるなど、いくらかアコギに手を加える必要があります。
しかし!このスカイソニックのワイヤレスピックアップはネジでクランプを固定するだけなので、穴あけ不要で簡単に取り付けが出来るんです!



ピックアップ単体がワイヤレスなので、内部の配線も不要。初心者でも簡単に取り付け出来そうです!




次に、ワイヤレスなので取り回し自由なところも良いですね。
ケーブルから解放されるので、ステージングも自由!ワイヤレスの届く距離は10mほどあるらしいので、普通のライブハウスであれば充分ですね!




最後に、ピックアップがデュアルピックアップシステムになっているのもかなりポイントが高いです!
マグネティックピックアップとコンデンサーマイクが搭載されているので、マイクのボリュームをうまく調整すれば、ボディヒット音もうまく拾ってくれそうです!
このワイヤレスピックアップ単体で全て済んでしまうので、エレアコにもともと付いていたピックアップは一切使わなくなってしまいますが笑、このワイヤレスピックアップの音質が充分ならかなり満足出来そうです!






はい、というわけで今回は僕がかなり気になってるワイヤレスピックアップのご紹介でした!


これは、僕、近いうちにマジで買います!笑


ではでは!