奇跡をくれた動物たち

春の特番が企画される季節。
今日は「奇跡をくれた動物たち」という番組が放送されていました。

７時～９時の番組中、涙、涙…。

よく、明石家さんまさんが女性は泣きながらでも
食事ができるっていうのですが
ちょうど夕食時だったので
正直、泣きながらご飯を食べていました。

いくつかの動物の話しが紹介されていました。
主役は犬やゴリラ、イルカ…。

その中には盲目の馬の話しもあり、かつて競技会の女王と
いわれていた馬が病気で全盲となり心を閉ざしていました。
その心を開いたのがその子の担当となった乗馬部の女子高校生。
１年半かけて心をひらき、３年生のときには
その全盲の馬と競技会に出場する奇跡を起こしました。

馬の視野は350度もあり、視力を失うことはとても不安になります。
それでも競技に出られたのは乗り手である
女子高校生への深い信頼感の表れでしょう。

その馬は現在も健在で、人間でいうと100歳近い高齢。

女子高校生だった女性も今は２４歳となっていて、
６年ぶりの再会シーンが紹介されていました。
もちろん、その馬はしっかりと、彼女を覚えていました。


正直、走ることが使命のサラブレッドは
走れなくなる、走れないということは
処分されることにもつながります。

毎年、多くのサラブレッドが馬肉となっている現実があるなか
その馬がずっと大切にされていることも
奇跡に近いことなんでしょうね。