つぶやき

ジャズギタリスト北川拓のつぶやき。

心霊体験 其の弐

2005年03月16日 | Weblog
もう何年前でしょう・・・。
大学にも進学せず、バークリーへの留学も諸々の理由で断念し・・・。
自宅でモラトリアムを決め込んでいた19か20のある夏の日・・・。
とりあえず将来に対する不安を払拭するために日々練習に明け暮れているつもりだった。
しかし多感な時期。様々な誘惑に煩悩を断ち切れない僕はサボって友人と湘南に・・・。

毎日金縛りにあって眠れなかった。
練習をサボると特に執拗な金縛りにあった。

その日も金縛りに苦しんで、眠るのを半ば諦めようとベッドで半身を起こして窓を開けた。
するとそこには通常なら環七から一歩新宿方面に入った大久保道りが3階の窓から見える
筈がなんと夜の川原で灯篭流しをしていた。
そして浴衣かなんかを着た大勢のうちの一人がこちらを振り向いて手招きをしているではないか!
なにが起きているのかよく理解できないままいつの間にか寝てしまい昼前に起きてあれは現実か
それとも夢だったのか・・夢にしてはリアリティが感じられたので母親に「変な夢を見た」と
話してみたところ「それ三途の川じゃないの!?」と指摘された瞬間、背筋が凍りついた!!