むしたちも芸術家

母が逝って十数年アマリリス、ジャーマンアイリス、福寿草そして白い椿。

実家には何故か数種類の椿があった。華やかな光源氏そして毎年咲く白い椿等。

母が逝く前に椿を挿し木したのに水をやっていないからと気にしていた。

お葬式を済ませ行ってみると1本だけ生き残っていた。これが我が家の椿。

母の生まれ変わりと思って大切に育ててきた。

葉が茶色くなっていたので裏返すと葉の裏に毛虫がびっしり。

よくもこんなにきれいに並べるものと感心する。

そしてよく見ると葉脈だけを残してきれいに食べている。

こんなブローチを見たような気がして写真を撮った。

幼虫がびっしり並んで食べつくして移動して薬品にでも漬けた

かのように仕上げている。

消毒はしていたのですが湿度と高温で孵化には最高だったのかも。