今日の地元朝刊の全面広告
【Green Greetings~from 170 A Bombed Trees in Hiroshima~】
「緑」の伝言。ありがとう。よう生きぬいてくれた。
広島城の堀端に大きなユーカリがあります
緑の葉が繁り、鳥が羽を休めに来る、たくましい木です
1945年8月6日午前8時15分
広島の町が閃光に焼かれた後も、爆心地から740mしか離れていないこの場所にユーカリは立っていました
葉や小枝は消えてなくなり、幹の半分が黒く焼けただれた姿で…
それでも瓦礫の中に立ち続けたユーカリは、やがて小さな緑の芽を出し、力を振り絞るように枝を伸ばしていきました
1971年の台風で幹がポッキリ折れてしまった時も、根元から再び新しい芽を吹き返しました
どんな逆境にあっても生き抜く
この木の姿に勇気づけられた多くの人々
かつて、この木に登り、この木の下で明日を夢見ていた子供達
その思いを語り継ぐように、ユーカリは今日も風に揺れています
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68年目の原爆の日
平和記念式典での子供代表の言葉
「原爆を生き抜いた命のバトン。その命とともに、つなぎたいものがあります」
「平和は私たちが自ら作りだすものです」
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先日、友達と気候の話になり
「そおいやぁ…8月6日が雨だったとかって、ウチらの記憶にないよね?」
「うん、そおじゃね~毎年この日は暑いよね」
一度もないってことはないかも知れないけど
あの日を忘れてはいけない
青く高く広く、世界に繋がる空からの願いなのかな