8月6日、広島75回目の原爆の日
朝 8時15分、空を見上げて黙祷
「8月6日は雨が降らんよね」って
地元の友達と そんな会話をします
75年前の暑い夏の日
これまでの日常が一瞬にして変わってしまった
熱くて熱くて、悲しかったあの日を
忘れないでね、忘れてはいけないと
そんな たくさんの想いが
高く澄み渡る空に集まっているんじゃないかなと
毎年、8月6日の空を見上げて、そんな想いを感じてます
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地元中国新聞 朝刊に毎年掲載される全面広告
【Green Greetingsfrom 160 A-Bombed Trees in Hiroshima】
今年は【75年前も ここで、上を向いていた。】
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まさか、こんな日が来るなんて。
75年前の8月6日。
いつもの朝を一瞬にして奪われた人々の絶望を、
いつしか希望に変えた木があります。
人影が消え、75年は草木は生えないだろうといわれた広島の地で、
どんなことがあっても、まっすぐに上を向いて生きてきた一本のクスノキ。
その姿は、先の見えない日々にくじけそうな人々を、無言で励ましてくれました。
復興に向かって新しい街づくりが動き出したとき、
平和記念公園の慰霊碑と原爆ドームをつなぐ軸線の先に立っていた、この大きな被爆樹木は今も、同じ場所で伸びつづけています。
あまりにまっすぐなので、タンスの材料になりかけたこともありました。
台風や大雨など、自然の猛威にさらされることもありました。
それでも生きぬいて、広島の被爆樹木の中で一番背の高い木になったのです。
今年の夏も緑の両手を伸ばしている、クスノキと同じ空を見上げてみませんか。
これからもきっと、生きる力をくれる被爆樹木たちを、見守っていきませんか。
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