庭の草引きをしていて、ふと気が付くと、沙羅が咲いているではありませんか。
まだ蕾もたくさんあります。
こちらは雨が降った後、濡れているところを撮った写真。
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を表す
驕れる者久しからず ただ春の夜の夢のごとし
猛き人もついには滅びぬ 風の前の塵に同じ
沙羅の花は、朝開いて一日咲くと、まだ綺麗なままでポロッと落ちてしまうんですよね。
人生も同じ。
私も、そのポロッと落ちるのが近い方の年齢になりました。
映画館はシニア料金で安くていいんですが、保険料なんかが上がります。
こういう歳になって思うことは、
最後まで自分の足で歩けるように朝のトレーニングを続けようということと、
二階の小屋裏に押し込んでいる荷物を断捨離しよう、
ということですね。