多摩川には様々な外来植物が生育しており、在来の植物の生育環境が減ってしまいました。
平成23年11月3日(木・祝日)に多摩川の生物多様性を保全するために,生態系に悪影響を及ぼす特定外来生物であるアレチウリを駆除いたしました。
アレチウリは一年草で冬になると枯れてしまいます。今回は来年のアレチウリの発芽を抑制する目的で、種子を駆除しました。 これがアレチウリの種です。棘があってさわると痛いです。
とげがささらないように、ゴム手袋をはめて作業スタート!
みんな夢中になって種をとっています。
参加者24名で1時間程度駆除を行いました。その結果、アレチウリの種子を10,400g(10.4kg)、種子数に換算すると約84,500個を駆除することができました。 最後に全員で記念撮影!参加者の皆様のおかげで、多摩川の在来の生物が保全できたと思います。 ご参加いただきありがとうございました。 参加者の皆さまからは、「外来植物の脅威を感じた」、「取っても取ってもきりがない」、「棘が刺さって痛かった」、「もっと多くの人が関心を持ち参加するといい」、「良いとりくみなので続けて欲しい」などのご意見をいただきました。
この事業は一般社団法人生物多様性保全協会主催、調布市共催のもと開催されました。
一般社団法人生物多様性保全協会では今後も継続して多摩川の特定外来植物の駆除を実施したいと考えております。
お時間のある方、是非ご参加ください。
ご協力いただきました調布市、国土交通省京浜河川事務所にお礼を申し上げます。
イージ
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