多摩爺の「時のつれづれ(師走の37)」
ダイヤモンド富士
16時をちょっと過ぎたころだった。
洗濯物を取り込むのをうっかり忘れてしまい、慌ててルーフバルコニーに出たんだが、
あまりにも日差しが強かったもんだから、
西日の方に目をやると、沈みかけた太陽が富士山の左上近くにあった。
「あっ! ダイヤモンド富士だ。」
そう発して女房に声をかけると、直ぐさま部屋からカメラを取ってきて、
玄関を出て・・・ 一目散にマンション西側の非常階段に向かった。
ルーフバルコニーからでも、ダイヤモンド富士は十分に見えるが、
葉っぱは既に落ちているものの、高く伸びた玉川上水緑道の木々の枝が邪魔してしまうので、
非常階段を上がった方が・・・ 綺麗に見れるし、良い写真が撮れるのである。
「毎年、この時期になると、ダイヤモンド富士が見えるんだよね。」と、女房から聞いてはいたが、
入居して20年はサラリーマンだったし、その時間帯はまだ仕事中だから縁がなく、
リタイア後は、気にはしていたものの、
いつも、うっかりでチャンスを逸する年が続いていた。
それが、たまたま・・・ ホントに、たまたま、
洗濯物の取り込みが遅れたことがラッキーで、ダイヤモンド富士を見ることができたのである。
さらに、ダイヤモンド富士を見ただけでなく、写真まで撮れたんだから、
これは吉兆だと思うが・・・ 如何なものだろうか?
なんでも良い方に捉えなきゃ、やってられない昨今だが、きっと良いことがあると思う。
翌朝、同じアングルで朝焼けの富士山を撮ったら、
デジカメに内蔵されてる時計が記した時間が・・・ ちょっと気になってしまった。
ダイヤモンド富士の撮影時間が16時40分だったのに対し、
朝焼け富士は7時20分だったから、その時間差は14時間40分となり、
偶然にも日付が変わる0時から時計の針を動かすと、
どうでも良いことだけど・・・ ドンピシャで、7時間20分だけ前後しているのだ。
もう30年ぐらい前になるから、40歳になったころだったと思う。
せっかく、東京に終の棲家を構えようと決めたんだから、
富士山が見えるところに住みたいなと・・・ ただ、漠然と考えていた。
その後、清流が流れていること、緑があること、鳥の囀りや、虫の鳴き声が聞こえること、
子どもたちの話し声が朝夕に聞こえること、東京駅まで1時間で行けること、最寄り駅から近いこと、
さらに・・・ 買い物や、クリニックに不自由がないことなど、
さまざまな欲がでてきたが、全ての条件に合致していたのが・・・ いまのマンションだった。
日本一の富士の向こうに沈む夕日と、
房総の沖から上ったであろう朝日を浴びた、白銀の富士を眺めていると、
コロナ禍に始まり、ウクライナ問題や、物価高などで・・・ 荒(すさ)みかけてた心が、
なぜかしら和み、笑みまで浮かんでくるんだから、これはもう感動ものである。
日付を跨いで、7時間20分前後で繰り広げられた・・・ 宇宙のリズム
それを目の当たりにしたんだから・・・ これもまた、吉兆だと思う。
他人(ひと)に言ったら、笑われるかもしれないが、私はそうだと信じたい。
来年はきっと、良い年になるだろう。マンションの西側にある非常階段から撮影したダイヤモンド富士(落陽と富士山のコラボ)
撮影は、2022年12月26日16時40分ダイヤモンド富士と同じアングルで撮った、冠雪を頂いた朝焼けの富士
撮影は、2022年12月27日07時20分日没から約1時間後のシルエット富士、左肩の小さな点は、たぶん宵の明星(金星)だと思う。
撮影は、2022年12月27日17時40分
何て美しいダイヤモンド富士でしょう~♪
お住いのマンションから見えるなんてステキですね。
栃木に来てから、小さくですが場所によっては見える富士山
神戸に住んでいた頃より身近に感じます。
雪が積もるとさらに美しいですね。
ダイヤモンド富士まで見せていただいて、
私も心がウキウキしております。(´艸`*)
富士山は、見ただけで嬉しくなるし、得した気分になるので、やっぱり特別な存在なんでしょうね。
大雪が降ってる地方に住まわれてる方々には、大変申し訳ないと思いますが、
富士山を見てると、仰るとおりウキウキしてしまいます。
わたしも富士山と同じ県内在住ですが、かなり西側なので学校やビルなどの高い建物に登らないと見えないし、見えてもすごく小さいです(笑)
コメントを頂戴していたのに気づかず寝てしまいました。
大変申し訳ごさいませんでした。
北多摩は今日も、富士山が見える良い天気のようです。
今年も残すところ後三日になりました。
元気で頑張り、良い年を迎えたいですね。