多摩爺の「書棚の肥やし(その9)」
70歳のたしなみ (板東眞理子・小学館文庫)
謹賀新年
今年もまた、拙いブログに立ち寄っていただきありがとうございます。
一つ歳を取り古希を迎えましたが、「70歳のたしなみ」に学び、
焦らず、慌てず、ちょっとだけ我が儘に・・・ そして、なにより元気で、
ボヤキ続ける所存ですので、お付き合いをいただければ幸甚です。
古希を迎えたら読もうと思って、
半年も前に買っておいた・・・ 書棚の肥やしが1冊ある。
その1冊は、2001年に内閣府に創設された「男女共同参画企画局」で、
初代局長を務められた板東眞理子さんが著された・・・ 「70歳のたしなみ」である。
著者の板東さんは・・・ 1946年生まれだから、
1954年生まれの私より8歳先輩にあたるので、8年前に古希を迎えられている。
男性と女性とは・・・ 視点と感性が少し違うかもしれないが、
それはそれでというか、それもまた為になるかもなんて思い、
確か昨年の7月ごろに買って、つい先ほどまで書棚の肥やしになっていたんだが、
突如としてそれを思い出すんだから、ボケるのはもう少し先らしい。(ちょっと安心かも?)
私は、予め予定がなく、行き当たりばったりで本を買うときは、
帯封や、表裏の表紙に記された一節に惹かれて買うことが多いんだが、
表紙を捲った裏に・・・ 次のような一節が綴られていた。
「 人生で最も幸福なのは、いつ頃かと問われたら、現代では70代ではなかろうか。
その貴重な黄金時代を、人生70年時代の先入観のまま、
晩年として生きるのは、あまりにももったいない。
人生100年時代を、ポジティブに生きるヒントは「たしなみ」にある。 」
えっ、たしなみ・・・ ?
お酒を嗜むって、よく耳にしていたし、最近そういった使い方しかしてこなかったんだが、
文脈から察すれば、この場合は「好む」じゃなくて、「心得」という意味らしい。
単純な年寄りで、いささか恥ずかしいが、
古希の心得なら・・・ 買って読まなきゃならないだろう。
そう思うと、その後は一本道で、なんの迷いもなく本を持ってレジに並んでいた。
先に講釈を垂れてしまったが、まだ読み始めて3時間とちょっとだから、
内容や感想を語れるほど、読んでるわけではないものの、
読み始めてみると・・・ 「うん。うん。そうだ。そうだ。」のオンパレードで、
けっこう元気になるし、勇気が湧いてくるし、妙に納得することばかりだった。
また、若い人が著した「こうあるべき。」といった感じの切り口ではなく、
人生の先輩が、自らの経験を振り返り「こうだから、こうすれば・・・ 。」って感じで、
成功談も、失敗談も、包み隠さず、目から鱗が落ちるが如く語っておられるので、
面白いぐらいに・・・ ストンと腑に落ちてくる。
読了してないので、なにを学んだかを記せないのが残念だが、
まずは、本文の章立てを先に紹介させていただきたい。
第1章 いまこそ「いい加減」に生きる知恵を
第2章 始めるべきは「終活」ではなく「老活」
第3章 あなたにはできることがたくさんある。
第4章 品格ある高齢期を生きるために の、4章立てだが、
最後に別章立てで「きたる80代をプラチナエイジにするヒント」が綴られているのも見逃せない。
と言うことで・・・ 早く読了して、「たしなみ」の実行に努めたいと思ってるが、
そろそろ「ニューイヤー駅伝」が始まるので、読書はちょっと中断して、
まずは、今年最初のブログを綴り、
それからお雑煮を食べて、しばらくは駅伝を楽しませてもらおうと思う。
騒々しくて申し訳ないが、
ということで・・・ 本年も宜しくお願い申し上げます。
古希の春、最初に読み始めた文庫本は、板東眞理子さんの「70歳のたしなみ(税込み759円)」
まさに、いまこの時の私が読むべき1冊だったと思う。
そして、おめでとうございます。
人生の先輩から激励をいただき、とても嬉しく思います。
ともに元気で頑張りましょう。
ありがとうございました。
そして、おめでとうございます。
品のない私が、品格を口するのは恥ずかしい限りですが、
「そうありたいな。」と、頭の中を切り替えることができなきゃ、なにも変らないので、
まずは、大変ですが、女房に口答えをしないことから始めてみようと思います。
そして、おめでとうございます。
私はけっこう楽観的な性格で、老いについては気にしたこともありませんでしたが、
ここ最近、体力が落ちたなと思ったり、老眼が進んだなと思ったり、なんだかトイレが近くなったなと思ったりで、
ちょっとだけ、老いを感じるようになってきています。
老いのターニングポイントについては、自覚したときは遅いと思うので、
自信を持つことは大事ですが、自信過剰には気をつけようと思っています。
そして、おめでとうございます。
風刺というほど立派なものじゃありませんが、多角的な視点をもって、さまざまなシチュエーションと向き合おうと思っています。
今年も拙いボヤキに付き合っていただけたら幸甚です。
コメントを頂戴しありがとうございました。
チョッピリ、社会風刺をもじったグロブ投函、拝読し
感銘を受けております・・
ままにならないのがこの世の常とは申せ、
政治に叱り、いい加減が多すぎますね・・
本音も宜しく会願申し上げます・・
私はブログをはじめて、何年になるのだろう?とふと考えました。
>第1章 いまこそ「いい加減」に生きる知恵を
第2章 始めるべきは「終活」ではなく「老活」
第3章 あなたにはできることがたくさんある。
第4章 品格ある高齢期を生きるために
「きたる80代をプラチナエイジにするヒント
→各章立ても大変参考になる言葉です。
70歳過ぎて75歳になると、いろいろなことがあります。最近、「老いる」が気になってきました。
まさに、75歳がターニングポイントのように実感しています。
いま、考えれば70歳は若く行動派で、企業で働いていた頃です・・・。
ところで、多摩爺さんはまだまだお若い方だったのですね(^_-) お互いに品格ある生き方を目指して生きていきましょう。 私はプラチナエイジにするべく頑張ろうか・・・などと年の始めにチョッと襟を正しています。
本年もよろしくお願いいたします。