多摩爺の「大人のおやつ(その4)」
たい焼き わかば(東京都新宿区)
梅雨なのに、水無月(みずなしつき)なんて、いったい誰が決めたんだろう。
最近の天気予報は極めて正確で、今日は朝からしっかり降っている。
週末だから、ホントは出かけたくないんだけど・・・
雨がどんなに鬱陶しくても、今日は何としても出かけなきゃいけない。
水無月十五日は、餡子が大好きな孫娘の2度目の誕生日
一週間前に美味しい「たい焼き」を買ってきてあげると約束したもんだから、
雨が降ろうと槍が降ろうと、どうしても「たい焼き」を買いに出掛けねばならない。
孫娘はそんな約束なんて覚えてないと思うが、
それでも「たい焼き」を買わず約束破ったら、私の良心が許さない。
これはもぉ・・・ 爺の意地みたいなものである。
それでもって・・・ お休みの土曜日だけど、早起きして、朝めしも食わず(女房が寝てたんで)、
一人で静かに着替えると、東京三大たい焼きと評判のお店、
四ツ谷の「名代たいやき・わかば」に向かった。
開店時間に合わせて行ったんだけど、雨なのに既に5人待ちだから、おっそろしい人気である。
たかが「たい焼き」、されど「たい焼き」、いやはや恐れ入りました。
そうは言うものの5人待ちだから、たいして時間はかからず10分程度で購入出来たんだが、
ついでと言っちゃなんだが、朝めし食ってなかったので、
イートインコーナーで1匹いただくことにした。
熱々でパリパリの皮の中には、頭から尻尾まで餡子が・・・ たっぷり
孫娘の喜ぶ顔が目に浮かぶ、早起きして大正解でした。
家に持って帰った時には、冷えてて美味しくなくなってると思われがちだが、
ホームページによると、レンジで温めた後、
オーブントースターで焼くと、熱々で美味しくなるとあったので心配ご無用
因みに雑学だが・・・ 「たい焼き」にも一本釣りと養殖の2種類があるらしい。
1本釣りは、1匹だけを焼く金型に生地を入れて、餡子を入れて、その上から生地をかけて、
挟むように蓋をして火にくべる。
一方で養殖は、何匹か纏めて焼くことが出来る金型に同様の手順で生地と餡子をセットして、
あとは金型の下から纏めて焼く。
どちらでも焼いても、美味しさは材料次第なんで大差ないと思うが、
職人気質というか、何かしらの拘りがあって、
名店と言われる店舗は殆んど1本釣りを採用しているらしい。
孫はまだ2歳だから、今回の誕生日プレゼントは「たい焼き」で済んだけど、
再来年あたりからは、誤魔化しが効かなくなるのだろうと思うと、
それはそれで、成長が嬉しい反面、お財布的には厳しい時代になるのだろう。
まっ、先のこと心配しても仕方ないんだけど・・・ ね。たい焼き(180円)
朝めし食って来なかったので、イートインコーナーで熱々のお茶と一本釣りを1匹いただく。店内で見かけた一枚板の看板、あまりに立派過ぎて、店の外に掲げて雨露にさらすわけにはいなかい。
たい焼き わかば 東京都新宿区若葉1-10
土曜日の朝9時20分、雨が降ってるんだけど、もう行列だから人気の度合いが良く分かる。
お疲れ様です。
コメントをちょうだいしありがとうございました。
この時期の熱々あんこは、ホントに美味しいと思います。
日本人でよかったと思います。