外構・お庭工事 企画 施工 T’sプランニング日記♪

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介護の悲しき現実 看取りとは 

2020年07月09日 | 介護士見習い編
皆さんこんにちは介護士見習いのtanakaです。

今回のブログは担当した利用者様が初めて亡くなられてしまったお話です。

重い病気を抱えた利用者様

残りの余生を病院ではなく施設でゆっくりと過ごしたい

しかし食事や入浴の拒否があり  

なんとか起きて食事や水分を取って頂きたいと焦るスタッフ、

おのずと口調もだんだん強くなっていきそうな時

「どこも一緒だなぁ!」っと話されましたね・・・

とても胸に刺さり、考えさせられました。

例えば自分が余命1カ月だったとしたら、どうされたい?何をして欲しい?

食べたくないものをうるさく言われて起こされて食べたい?

そんな事を自問自答しました。

そんな時 施設長の教えの「後悔するなぁ!」の声が聞こえてきました。

そして私は、もう一度利用者様の持ち物とケアプランを見返しました。

持ち物にラジオを発見した私は、優しい口調で尋ねがら好きな番組や音量を調整し流しました。

また個人の飲料水がありましたので、台を設け飲料水を手の届くとこに置きました。

これは、私の寝室もあまり飲まないんですが、なんか安心するので置いているのでやってみました。

それを見かけたケアマネがストロー式のキャップを買ってきてくれました。

また体調が良さそうな時は昔話を良く聞かせてもらいました。

食事の時間の前は、優しい口調で 

30分後にお昼ごはんで今日はハンバーグみたいですよ
ご飯きました~配膳したらまた声かけますのでお願いしますね! 
〇〇さん昼食準備できました。行きませんか?

3度の声かけで起きて頂けるようになりました。

思い出話を聞いたり、今日のご飯はうまかった まずかったや

ニュースの話で会話したり、ゆっくりと信頼関係を築きあげた頃

時は無情にも・・・ 再入院になってしまわれました。

退院の帰りを待つ私、
今度は何してさしあげれるかな 今度は何の話しようかな 私だったら何してほしいかなぁ

自問自答している日々が続く中、しばらくすると

容態が急変しお亡くなられたとの報告がありました。

えっ 

看取りケアなのに看取れなく

お葬式で手を合わせる場所もなく 

亡くなられた事を口にするスタッフがいるわけでもなく

部屋は片付けられ また新たな利用者様の準備が始まる。

唯一救われたのが、ご家族様からのお礼の言葉

その後 私は一人の時に お部屋に向かって手を合わせ一礼しました。

ありがとうございました。ご冥福をお祈りしています。

なんて悲しい世界なんですか介護という仕事は・・・

看取りたいけど看取れない(涙)


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