日米の思惑の中に揺れ動く沖縄にもかわらぬ生活はある
連日のようにニュースで流れる「日米地位協定」…
いつも不起訴になり、無罪放免…交通事故の加害者が処罰されずにそのまま仕事を続けているというのが信じられません。
少年時代、毎年のようにこういう事件があり近所などで抗議集会があったのを目にしてきました。大変、心が痛い状況です。
~日の丸と星条旗のあるフェンスの外ジョギングすれば米兵と会う~
基地に隣接する町に生まれ育ったので体育の授業ではフェンス沿いをジョギングしました。フェンスの向こうには、いつも日本と米国の旗がなびいていました。よく訓練中の米兵とすれ違って挨拶を交わしたのがなつかしいです。
結句の「加害者天国」が全くその通りで、ナットクの一首です。
こういう社会詠や沖縄詠も紹介していきますのでよろしくお願いいたします。
沖縄や横浜に配属される、米兵達に対しての事前のモラルチェックをもっと徹底的にやってもらいたいものです。でないと被害者とその家族は浮かばれませんよね。
ついでに一句
小判鮫 狩らぬはいずれ 栄養失調
話題のTPPの是非を問う川柳。国民全体で、本当に身体に良い美味しい食事に真剣にならなければ、いつの間にか食卓から『日の丸』が消え失せる可能性が無きにしもあらず。
前日の恋の歌から一転、少し重めのテーマでしたが、最短の言葉で繋ぐ俳句や短歌はやっぱり面白いし難しいですね!