今回の「まいまい京都」は、京都市北部に位置する”境界・信仰・水郷”のまち「松ヶ崎」です。
京都市営地下鉄で松ヶ崎駅だけ唯一、乗降した事がなかったので知らない事ばかりで楽しみでした。京都好きでも行った事のない人、多いと思います。
岩の神様で、地元では「岩上さん」と呼ばれています。写真では分かりにくいのですが、かなり傾斜のキツイ階段です。
左…峠の麓に湧き出る泉「桜井水」です。右…京都盆地の境界線(狐坂)です。ここ、松ヶ崎は京都盆地の最北端です。この境界線をみんなで北上しました。
ずっと歩いていると五山の送り火の一つにたどり着きました。ここは、比較的マイナーな場所ですので見学者も少ないのでかなりの至近距離で見られるらしいのでおすすめです。
新宮神社の歴史や由来を聞きながらメモ&質問などをしています。小さな水郷がいたるところにあります。京都市内でも珍しいのではないでしょうか。
松ヶ崎の中心地にある松ヶ崎小学校です。近くには七面宮という聖地があり、日輪滝・月輪滝という小さな滝があります。
涌泉寺(ゆうせんじ)&松ヶ崎保育園&尼さんの学校の入り口です。
石垣の説明です。ここを下りると日蓮宗の尼さんの学校です。はじめて知りました。
このあたりでは土塀が多かったのにビックリしました。多分、生まれてはじめて見ました。右…水郷が二股になっています。右側の水が、歩道の反対側に流れていくというシステムです。これもはじめて見ました。みなさんはいかがですか?
反対側に流れていきました。右…地元の方によると「川物件」と呼ばれているらしく、若い世代に大人気の物件だそうです。朝、起きて窓を開けたら心地よい音が聞こえてきそうですね~
元々、水路だった場所も今では綺麗な道に生まれ変わりました。右…「きつねの井戸」です。先ほどの狐坂といい、キツネに関する地名が多いのが特徴です。
松ヶ崎大黒天です。触るとご利益があるそうなので、みんなで触りまくりました。右は、松ヶ崎城址です。
今まで紹介した水郷の水源です。「水役」なんて言葉、はじめて見ました。分かります?
最後は、高野川を越えて修学院駅で解散しました。興味を持たれた方はぜひ「まいまい京都」で検索してみて下さい。関東や名古屋方面からの参加者も多いです。
本日も、沖縄の現地特派員から昨日の続編(浦添市)の写真が届きました。
最後に…歌枕としての松ヶ崎を3首ほど紹介いたします。
「たなびかぬ時こそなけれあきもなき松ヶ崎よりみゆる白雪 紀貫之」
「夏の日もすずしかりけり松ヶ崎これや氷室のわたりなるらん 藤原顕季」
「鶴のすむ松ヶ崎には並べたる千代の例をみするなりけり 平 兼盛」
…この3首が秀逸すぎるので、私の作品はお休みです(笑)
では…
通過している駅で
“思い立って”降りてみると
いろんな発見がありますね。
( http://jeezblog.blog.fc2.com/ )
いつもコメントありがとうございます。
おかげさまで京都市営地下鉄は全駅制覇しました。今度は、大阪の地下鉄を制覇したいです。
見所沢山、毎日どこか行きたくなりますね~
(*^▽^*)
いつもコメントありがとうございます。
今日も京都は暑かったです!
いよいよGWも終わりですね。