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画面 の 「見づらい・使いにくい」 を 解消。

◯ スマホ画面の見にくい、使いにくいを解消。

今や、日常生活に欠かせないスマホ。小さな画面でも文字やアイコンの判別に困らないよう、パソコン同様に表示設定を見直していこう。

 ここまで5回にわたって、パソコンの画面を見やすくする方法を紹介してきた。だが、パソコンよりも、もっと見づらい端末がある。それがスマートフォン(以下、スマホ)だ。当たり前だが、スマホはパソコンよりも画面が小さい。そのため、表示される文字が読みにくいと感じるシーンが多くなる。最終回は、スマホの画面を見やすくする方法を解説する。

※ 記事内のiPhone画面はiOS 17のもの。

設定変更で劇的に変化。

 スマホの標準設定と、見やすさを重視した設定では、どのくらいの差があるのだろうか。具体的な例を示そう。図1は、「iPhone」のホーム画面と「LINE」アプリのメッセージ画面において、標準と見やすさ重視の設定を見比べたところだ。見やすさは一目瞭然だろう。

ホームやアプリの画面を読みやすくする
Θ ホームやアプリの画面を読みやすくする。
図1、スマホの画面に表示されるアプリのアイコンや文字のサイズは、標準設定だと小さ過ぎる。「iPhone」のホーム画面と「LINE」アプリの表示を比べてみた。どちらも左側が標準設定、右側が今回紹介する方法で表示を拡大した設定だ。アイコンや文字が大きくなり、格段に見やすくなった。

 左側の標準設定だと、アイコンは小さめ、文字も極小だ。対して右側の見やすさ重視の設定だと、文字もアイコンもグッと大きくなっている。もっとも、どの程度まで文字などを大きくすれば見やすく感じるのかは人それぞれ。以降で解説する手順を試しながら、自分が読みやすいと感じるレベルに調整してほしい。もちろん、アイコンや文字が大き過ぎるとスマートさには欠ける。それでも、毎回目を凝らさないと画面表示を確認できないようでは意味がない。すぐに見やすい表示設定に変更しよう。

複数の拡大方法がある。

 ここからは、画面が見やすくなる設定方法をiPhoneとAndroidの端末ごとに解説する。まずは、iPhoneでの設定方法から。最初に確認したいのが「拡大表示」を使っているかどうかだ。もしオフのままだったら、この機能を使うだけでアイコンや文字が一回り大きくなる。ホーム画面から「設定」アプリを開き、「画面表示と明るさ」にある「拡大表示」項目で「“拡大”を使用」が選ばれている状態になればよい(図2図3)。

iPhoneは「拡大表示」の適用で大幅改善
Θ iPhoneは「拡大表示」の適用で大幅改善。
図2、iPhoneで、最初に試したいのがディスプレイの拡大表示だ。ホーム画面から「設定」アプリを開き、「画面表示と明るさ」に進んだら、ディスプレイの「拡大表示」項目を「“拡大”を使用」※に変更する。
 
※ iPhoneのセットアップ時に「“拡大”を使用」を選択済みの場合もある 。
 
図3 図2を実行すると、拡大表示に切り替わる(右)。左のデフォルト表示と比べると、アイコンなどが大きくなり、画面いっぱいに並ぶようになった
図3、図2を実行すると、拡大表示に切り替わる(右)。左のデフォルト表示と比べると、アイコンなどが大きくなり、画面いっぱいに並ぶようになった。

 拡大表示だけだと、まだ文字が見づらいという場合は、2つめの策としてテキストサイズを変更する。こちらも図2と同じ「画面表示と明るさ」の設定で実行。今度は「テキストサイズを変更」の項目に進み、設定ページにあるスライダーを右に動かし、表示される文字を大きくする(図4)。加えて「文字を太くする」を併用すると効果はてきめんだ。こちらも「画面表示と明るさ」の設定からオン/オフできる。1段階文字を読みやすくしたいなら、積極的に使っていこう。

文字をもっと大きく太くする
Θ 文字をもっと大きく太くする。
図4、図2の要領で「画面表示と明るさ」の設定を開き、「テキストサイズを変更」をタップ。次画面でスライダーを右に動かすと、文字のサイズだけが大きくなる。同じ設定で「文字を太くする」のも有効。この2項目を駆使すると文字が見やすくなる。

 図4で拡大した文字でも読みづらいという人は、「アクセシビリティ」機能にある「さらに大きな文字」機能をオンにすると、拡大できるレベルがさらに4段階増える(図5)。

「アクセシビリティ」で文字サイズを最大に
Θ 「アクセシビリティ」で文字サイズを最大に
図5、「設定」アプリの「アクセシビリティ」を開き、「画面表示とテキストサイズ」をタップ。「さらに大きな文字」を有効にすることによって、図4よりも4段階大きな文字が選べる。

 このほか、アプリの背景を白から黒に変更する「ダーク」モードや、色覚異常者向けの「カラーフィルタ」機能も用意されている(図6)。特に前者のダークモードは、画面が明る過ぎて目がチカチカするような状態を軽減できるのでお薦めだ。また、iPhoneの上位モデルなど、ディスプレイに有機ELを採用する端末だと、背景を黒に変えることでバッテリー消費を抑えられるため、一石二鳥と言える。

「ダーク」モードで白黒反転!色覚異常にも対応
Θ 「ダーク」モードで白黒反転!色覚異常にも対応
図6、画面の背景を黒に変えると見やすく感じることもある。変更は「画面表示と明るさ」で外観モードを「ダーク」に変更するだけだ。色覚異常に対応した表示モードもある。こちらは、「画面表示とテキストサイズ」から「カラーフィルタ」を適用する。

Androidでもほぼ同様にできる。

 Androidスマホを使う場合も、基本的な方針はiPhoneと変わらない。端末によって機能が多少変わるので一概には言えないが、Androidの標準端末であるグーグルの「Pixel」シリーズの場合、ほぼiPhoneと同じ見直しが可能だ。

 手始めに「ディスプレイ」の設定にある「表示サイズとテキスト」から、「フォントサイズ」と「表示サイズ」を見直すと、ホーム画面やアプリがグッと見やすくなった(図7図8)。

Androidスマホでも表示や文字を拡大
Θ Androidスマホでも表示や文字を拡大。
図7、Android※は、「設定」アプリの「ディスプレイ」項目を開き、「表示サイズとテキスト」をタップ。「フォントサイズ」と「表示サイズ」を変更する。
 
※操作画面は「Pixel 7」。
 
図8 左がデフォルトの表示モード。右が図7の要領で表示とテキストサイズを拡大した場合。アプリ名などの文字はかなり読みやすくなった
図8、左がデフォルトの表示モード。右が図7の要領で表示とテキストサイズを拡大した場合。アプリ名などの文字はかなり読みやすくなった。

 背景と文字の色を逆にする「ダークモード」や、「ユーザー補助」の設定には色覚異常に対応する「色補正」機能もある(図9)。これらを駆使すれば、画面の見やすさがさらに改善されるはずだ。

「ダークモード」や色覚異常の対応も
Θ 「ダークモード」や色覚異常の対応も。
図9、背景を白黒反転する「ダークモード」、色覚異常に対応したモードも用意。まずダークモードは、「ディスプレイ」の設定から実行。色覚異常用のカラーフィルタは、「設定」から「ユーザー補助」を開き、「色と動き」の「色補正」項目から実行する。

 虫眼鏡をかざして細かな文字などを確認するといった、スマホ画面を一部拡大する機能も用意されている。iPhoneだと「ズーム機能」、Androidだと「拡大」と呼ばれる機能がそれだ(図10図11)。どちらもジェスチャー操作などで拡大鏡を起動し、画面上の細かな文字を確認できる。見やすさを改善する最終手段として覚えておこう。

画面の「ズーム機能」も併用する
Θ 画面の「ズーム機能」も併用する。
図10、虫眼鏡のように画面を拡大する方法もある。iPhoneの場合は、「アクセシビリティ」の設定にある「ズーム機能」を使う(図5左参照)。設定項目を開いたら、ズーム機能を有効にする。これで、画面上を3本の指でダブルタップすると、表示が拡大されるようになる。好みでズーム方法(領域)や、倍率の調整もしてみよう。
 
Androidは「拡大」機能で対応
Θ Androidは「拡大」機能で対応。
図11 Androidスマホは、「ユーザー補助」項目(図9参照)から「拡大」機能を開き、「拡大のショートカット」をオンにすると、虫眼鏡ボタンが出現する。2本指で下からスライドすると、画面が拡大する方法にも切り替えられる。

最後に、よく使うアプリとして、WebブラウザーとLINEの設定を見直そう。iPhoneの「Safari」ではページの表示倍率を決められる。どのサイトも少し大きくしたいなら、図12のように125%などに表示倍率を引き上げるとよい。一方、Androidの「Chrome」はテキストの拡大/縮小機能がある。こちらを引き上げてみるのも手だ(図13)。

Webページの文字を見やすくする
Θ Webページの文字を見やすくする。
図12、iPhoneの標準Webブラウザー「Safari」は、Webサイトの表示倍率の設定が選べる。上の手順で「ページの拡大/縮小」を開いて見直す。
 
図13 Androidスマホの場合は、表示される文字の大きさを変更できる。まず標準Webブラウザーの「Chrome」を起動。右上の「︙」から「設定」を開き、「ユーザー補助機能」の「テキストの拡大と縮小」項目にあるスライダーを右に動かす
図13、Androidスマホの場合は、表示される文字の大きさを変更できる。まず標準Webブラウザーの「Chrome」を起動。右上の「︙」から「設定」を開き、「ユーザー補助機能」の「テキストの拡大と縮小」項目にあるスライダーを右に動かす。

 最後はLINE。ここで重要なのは、メッセージ画面の読みやすさだ。基本的にOSの設定と連動してテキストサイズを調整するが、図14のようにアプリ上での設定もできるので試してみよう。

「LINE」のメッセージを読みやすくする
Θ 「LINE」のメッセージを読みやすくする。
図14、「LINE」もアプリ単体で表示する文字のサイズを調整できる。まずLINEを起動。「ホーム」タブから「設定」を開き、「フォントサイズ」をタップ。標準だとOSの設定に従ったフォントを利用するが、これをオフにすると、LINEアプリでフォントサイズを選べる。

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