緩くスピリチュアリティな道を生きる…TAO

いつでも自分らしく…魂の感じるままに…気づいて行く…素直に表現する…そして楽しむ…

言語聴覚士さん。

2025-01-15 | スピ的視点
  昨日は友達の話をしていましたが、
一度介護認定受けて、介護される側になると、そこからの脱出が凄く難しいという切ない話。

もちろん完璧に全てが回復していますと言うとそうではないんですが、
これは年齢と共に訪れる普通の健康な高齢者にも年齢を受け入れなければいけない老いの部分程度の事です。
少しだけ失語症という後遺症だと言われていますが、
そんなの十分私達にもある事。

たまたま昨日はその失語症に対するリハビリで言語聴覚士さんが来られてたんですが、
いろいろな仕事があるなといつも興味深く観察していたんですが。
その方は最近交代されて受け持ってくれている先生、

必要な人には必要なリハビリだという事も分かりますが、
コミュニケーションを取りながらのリハビリ。
そのコミュニケーションは好きに会話して良い感じなんですが、
その中から聴覚士さんがどんな言葉を失っているかを聞き取るというような事なんですが、

何回も同じような話をする人から何が分かるのか、
失った言葉をじゃあもう一度思い出し訂正できるようになるのか、上書きできるようになるのか、そんなことは無い。
もっと普段使わないといけない言葉で失っている言葉を会話しながら教えてあげるのなら良いのだけれど。
彼女の事故前と事故後の性格で、どんな話をしているかが分からなければ無駄な事やっているなと。
隣で聴いていて思った。
彼女の話を聴くばかりじゃ無く、
多分先生は彼女の話している事が何だか分かっていない事が多いやろうに聴いているだけなんです、
ただ高齢者のお話相手をしているだけで、聞き流している。
適当に返答している。
私は聴いてて何の話をどう間違えて話しているか分かるんですが、
それは彼女の話している話の内容を共有できるからなんです。
彼女の生きて来た環境や状況を共有しているからだと思います。
家族は傍にいたかもしれませんが、
私は彼女の魂や心の傍に長年いつもいました。
だからどんな話をしたくて、どんな事に興味があって、
それをどんな風に話したいか聞いてもらいたいか知ってるからです。
だけど今の失語症のリハビリではコミュニケーションも一方通行だなと。

前の交代する前の先生の時にも提案したのですが、
生活する上でのリハビリじゃないと意味ないんじゃないですかと、
生活が出来る様になるリハビリです。
介護なんてもう要らなくなるリハビリ。
その上で先生と彼女が共有できる話でリハビリしないといけないと思うんです。

スーパーへ行って買い物する時にお野菜の名前が分からない、食べたいものとかを言葉に出来ないという事から始まっていたんですが、

それならと、私も生協さんのチラシを持って行ってあげたんです、
これをもとにリハビリしてあげてくれませんかと。
カラフルにお野菜の写真も載ってて、お料理の写真も載ってて、
そんなチラシを二人で見ながらお野菜の話したり、お料理の話をしたり、食べたいものの話をしたりしながら、一方通行の話じゃない訓練とか必要じゃないですかと。
そして実際にスーパーへ行って野菜の買い物をしていくという訓練とか。

最近ではたとえ失語症だとレッテル貼られても既に一人で買い物はいけるんです。
でも結局好きなものを買うという、これは性格でもあるんです。
嫌いなものは忘れた分からないという。
これは単なる我がまま病でもあるんです。
それは仕舞い込んでる心や感情をまだまだ表に出している段階やかやろうなと

でもそんな事を高齢になってからやろうと思っても難しい事なんです。
病気であろうが、病気じゃない高齢者でも。
年老いてから価値観を変えたり、性格を変えたりするのは半端なく難しい。
心にも執着しているし、古い価値観にも執着しているからです。

病気のリハビリって病気の前の事も前の性格も以前の心も、仕舞い込んでた心も知った上でリハビリしないといけないと思うんです。

これは彼女の事だけではなく、
どんな病気や事故の後遺症であってもそうなんじゃないかと。
あのフラッシュバックが起こる後遺症でもそうだと。


ここに介護のお金が動いてるんだなと思うとどうなのかって思うだけ。
高齢者が毎日のように整骨院やかかりつけ医院に通うルーティンと何ら変わりない。
自分の意志で変えて行こうとしないと変わらない依存症みたいなもの。

それは若い人たちも働いて払っている国のお金なのにね大半が ( 一一)




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