
学問として宗教や生き方全般を学んで哲学とするのは大きな枠で、概念で。
昔からそういった教えや説法は時代を越えながら受け継がれて行っています。
お釈迦様や空海(弘法大師)やイエスキリストと言えば誰しもが知り、そのあたりが始まりの様に感じたりして。
しかし、それ以前にも導きはあったんですよね。
今、大河ドラマの鎌倉殿などを観ていると、
占いや宿曜教、霊媒師、イタコなどもそうです。
経典や教本の文章には成っていなくても導きです。
その上で体験し、失敗し、歩んで行くという。
そして、その経験が自分の哲学となり、
教えとなって後世に引き継がれていく。
私の友達も毎朝お仏壇の前でお経をあげて、
その後には神様や宇宙にもお祈りしていると言っています。
素晴らしい習慣ですよね。
しかし、そのお経もどんな事を書いているか分からないと言っています。
ただ読んでいるだけですと。
まあそれでもきっと音楽のように心に染み、
波動が繋がり伝わって行くでしょう。
しかし、その意識で生活するにはどうしたら良いか分からないです。
その意識を活用するという事が分からない。
だからお祈りしたら病気が治ったとか、
お祈りしたら痛みが消えたとかといいます。
ではお祈りしなかったから痛みがまた出て来た
お祈りを忘れたから災いが続いた。
お仏壇にお経をあげなかったからご先祖様の祟りが…。
そうなってしまうのです。
そのお経の本質、真理を活用しないと
人生をどう生きたら良いか迷ってしまう。
今時ならネット検索で般若心経でも簡単に訳されているでしょうが、
どこか仏や神様と、世俗の世界がかけ離れ過ぎてまるで別世界の様になっている。
たまたま近年ではお寺でも、かの高貴な高野山の寺院でもヨガやダンスをとっかかりに少しの説法に繋げて行こうとしていますが、
あまりにも敷居が高くて普段の生活と結び付けるまでには中々至りません。
真剣に人生の導きの為、活用のために取り入れるのって難しいです。
極端なだけで、もっと身近に感じて活用できればいいんでしょうが。
私が霊界の世界から神様の世界を教えてもらいに行った時には
「神様と友達になりましょう」「神様にこちらに来てもらいましょう」
という視点から教えてもらいました。
そんな事が出来るのかと…、驚きでしたが、
ホントだ!!…というのが感想でした。
お経や経典が悪いのではなく、
素晴らしい教えであるのは間違いない。
ただそれを自分なりに経験を交えながら解いて説いて自分教にして行かないといけないのです。
お釈迦様の教えでも空海の教えでも
それを後世の僧侶が解いて人に説いて行っているだけなんです
そのままを左脳で読んで覚えるだけでは意味が無い。
というより本当の意味、悟りに到達しない。
近年ではネットでも素晴らしい言葉とか哲学を難しい言葉や読めない様な文章で教えて伝えて下さっているけど、本当に分かって理解できますか?
それを読解して自分の人生に活用していますか?
活用して自分に合っているか、合っていないか、
自分にとって間違っているか正しいか体験で確認していますか?
ここが大事だと思います。
この道が人生の悟りの道。
いくら神社仏閣へ参っても、霊場を参っても
そのご祭神や建立した偉人たちの経験を同じように地を踏みながら実感しながら自分教に分かりやすく変えて構築していく事だと思います。
聖書でもお経でも何度も書き換えられています。
お釈迦様の最初のお弟子さんでも自分なりに読解して分裂して伝えて行っています。
読解して、体験して自分なりの哲学にして行かないといつまでも活用できないのです。
伝えてまた自分が学ぶ。
その繰り返しです。
伝えて行かないと高次へ進めないのです。
本屋さんへ行ってもいろいろ簡単解説本が出ています
それをまた自分で深めていく事が人生の悟りだと思います。
そんな事を忘れないで、見失わないでいると
惑わされてもまた自分の中心に戻れる
自分の最期の時にも心穏やかに安らかに肉体から離れられると思っています。
肉体に依存する事が無くなるからです。
先日のヒーリングセッションで、感じた事からの思いです。
その方がまだ一年も経たないうちに妹さんを亡くされて、その後、弟さんが交通事故で瀕死の状態になられたという話をされていて、いろんな話をシェアしながら勉強していたので (^.^)
何の話が繋がっているかは理解不能でしょうが (^^;)
身近な人の死はあの世とこの世の事を色々考えます。
そして自分なりの理解が無いと、昔の概念のままで、
受け入れ方も受け止め方も狭くなりがちなんです。
ある出来事を通して色々考えていると
どんどん考えや思いや意識は派生して行くもんで (^.^)
理解はいつでも体験で深まって行き、自分の哲学が構築されて行きます。
そしてまた壁にぶち当たった時、
自分の中心へ立ち戻り、ぶち破り奥へ広げて行けば良い (^.^)
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