![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/f5/c5f848230817ef6de0fba07fb769346c.jpg)
旅行3日目
この日の旅の目的は
1)アルピーユ列車に乗ってフォンヴィエイユへ行く
2)フォンヴィエイユからレ・ボーへ移動し観光
でした。またあの事件が起こるまでは…。
気持ちの良い朝だったので
ホテルから地下鉄2駅のマルセイユ駅まで歩いてみました。
普通の建物なのに、とても素敵に見えるのはなぜ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/14/c56ccb76c02272a480d6767006a30859.jpg)
途中、トラムが過ぎゆくのを眺めつつ徒歩10分ほどで
マルセイユ・サン・シャルル駅に到着↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/b5/2e767bbce94210b0e689182a01855ce7.jpg)
階段を上がって見ると、ドドーンという印象↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/09/ad1fe4fb8ed1cb050ca8e6deb1b52803.jpg)
そして振り返って街側を見ると、これまた素敵な景色↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/ca/42bb11f86749166a3f9c0ad76f704747.jpg)
クラシックな外観からは想像もできないくらい
中は近代的で開放的。改札がないからでしょうか。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/24/b912b7e30a50b54b343b5130d9fcdaa1.jpg)
いいですよね。
改札がないからお見送りの人も電車際まで来れて便利です。
太郎ママもチケットに刻印をすませます。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/1a/689d20f436e079c6a567ff3c84862134.jpg)
そしてこの日もまずはアルルまで移動
いっその事アルルに宿を取れば良かったですね~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
アルルの街歩き中に見つけたホテルアカシア。
一泊1室55ユーロのカジュアルなホテルでしたが
城壁の内側且つSNCFの駅からも近く便利そうに見え
もし、次回来る機会があればここにしよう!
そんな会話を太郎パパと電車の中でしておりました。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/dc/ff0f1d3796521bf12d74f079fbd0b65c.jpg)
電車で小一時間ほどでアルル到着。
普通の街中にこんな光景が当たり前のようにあるなんて
と、ため息。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/83/cd1c9f93ef6b95c2a7e853047f6f99ec.jpg)
アルピーユ列車の発車時刻まで時間があるので
再びアルルの街歩きで時間をつぶします有効に使います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/2e/686b14542afb343146e903ccfda69dba.jpg)
このフォーロム広場には、シャープのCMで更に有名になった
あのカフェがあるのですよね。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/46/e15b7f5e100870e4a0cc2f53fb33cfbc.jpg)
ゴッホの作品、夜のカフェテラスのモデル店
そして嘗てのフォーロム跡が
現代の建物に飲み込まれているかのようです↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/37/01afebc45abbc7a686cadb760a8417a8.jpg)
アルルの街中ではゴッホの足跡がたくさん残されているのですが
こちらもその一つ。
自分の住居を描いた絵↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/76/4872f4eef8c72bd9732c571e795f0aab.jpg)
約100年の月日が経つと、こちらのように↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e9/e44c0c59ebabcf397c86aeb78d8696cb.jpg)
描かれている絵の手前にある部分はなくなっているようですが
後ろ側の4階建ての建物はほぼそのままですね。
日本人にとって家は
スクラップ&ビルドが当たり前の人生最大の買い物ですが
フランスでは築100年以上の家を修復しつつ
代々住み続けるのですね。いいなぁ。
街歩きもそろそろ終わりにして
アルピーユ列車の駅へと向かった私達。
そこでこの旅行の第二の事件が起こりました。
事前にネットで調べた時には土日運行となっていたアルピーユ列車。
しかしこの日は日曜なのに、駅に人影は全くありません。
どうなっているの?とよくよく張り紙を見ると
水曜・木曜・金曜・土曜の運行と書いてある!
なんでー??? 乗れないの???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/57/9b9f5b54b7076665157d334d1780c238.jpg)
この列車で時速10km程のスピードで
のどかな田園風景を楽しもう!という計画だったのに~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
早くも計画倒れ。この後どうしよう?と思ったら
バスの時刻表を発見!↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bd/b9dcce91fd35d1b57c2054317dfd26bd.jpg)
アルルからフォンヴィエイユやレ・ボーを通って
最終サン・レミ・ド・プロヴァンスまで行くバスでした。
一日に6本。本数は少ないながらも
これに乗ればレ・ボーまでも十分行って帰ってこれます。
予定変更
。安心したところでトイレ休憩にカフェへ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f4/568bb15ea99673dfcb94af83cdca57a2.jpg)
エスプレッソ好きの太郎パパはご機嫌です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_goo.gif)
アルル駅前からバスに乗り
30分程でレ・ボー・ド・プロヴァンスの入口に到着↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f3/bf21469fded988a286d40eb3c47d5999.jpg)
なぜだろう。
新婚旅行で来てからというもの、なぜかここの風景に取り付かれ
南フランスへ来るとここに寄らずにはいられず
数えてみると、これが4回目?か5回目?(どちらか覚えていません
)
白い岩山の上に出来た城下町。かつてのボー一族の住まいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/04/9e83bcb42956e999e66823ca563048a1.jpg)
レ・ボー城へ入ると、入場料一人7.8€にオーディオガイド代が含まれていて
日本語の説明を聞きながら周ることができます。
時々日本語の選択がないオーディオガイドの観光地もあり
そこに比べると、日本人の訪問頻度が高いのではと思われます。
ちょうどイベントの真っ最中だったらしく
昔の大砲の実験をやっていました↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/83/5eec0ebc05e3a84f2fdc8a3bf6d894f6.jpg)
これは石を飛ばす大砲。
力自慢の男性陣が8名程選ばれ、中の滑車をすごい力でまわしていきます。
途中で顔が真っ赤になるほど大変そう。
十分程かけて、大砲の準備をしていました。
ずーっと動画を取っているわけにもいかず
早々に他のエリアへ移動すると、しばらくしてから
頭上をヒューンと何かが飛んでいく!
あの大砲でした。
きちんと安全なエリアに着弾していましたよ!
さっきまで歩いていたあたりを撮影↓こわ…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/f0/e79cb7edcf366f3f7d4423e0ca394c7a.jpg)
約800年前には別の風景が見られたのでしょうが
時の経過で見事に崩れ落ちています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/0d/889c61ab9808142a11b42f0f4a48d594.jpg)
パッと見ると絶景なのですが、かつてはここから
罪人や敵の人間を断崖から放り投げていたとのこと。
生々しい場所です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/f7/3d76b7bbfd70e147360bbbe485f02a1e.jpg)
ゆっくりのんびり過ごしていたら
帰りのバスの時刻まであとわずか。
慌ててお昼ご飯用に焼き立てパニーニを購入![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
外はパリッパリ。中はシェーブルのチーズがとろり
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ee/b3cb7c33fe9563535acb195ab88f7105.jpg)
前年のイタリア旅行でも美味しいパニーニに出会い、フランスでも。
ホットサンドメーカーが欲しくなりました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
帰りのバスに乗り遅れると、次は2時間後。
早めにバス停に到着し、余裕の撮影![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
後ろに見える岩山は先ほど上った頂上あたり↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/9e/c83b789304d60cc06f5f840cefa16cc9.jpg)
行きもそうでしたが、かなり立派な大型路線バスなのに
乗客数はわずか5名程。採算が取れない路線と思われます。
ということは、レ・ボーへ行く人のほとんどが
自家用車かツアーバスなのですね。
30分ほどでアルル駅に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d4/45a6f5874014fbbd199b191f344687c2.jpg)
ここ2日間でアルルの街は十分堪能したので
早めに戻りたいとマルセイユ行きの時刻表を見ると
次のマルセイユ行きは午後4時10分発。
まだ2時間以上あるよー![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
こんなことなら、レ・ボーでゆっくりしたらよかったわ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
文句を言っても戻れるわけでもなく
気を取り直して、まだ見ぬアルル観光をしよう!と
二人でローヌ川沿いを歩き始めました。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ae/dd64a20fd2565f03a089463cfb056019.jpg)
川沿いの一角に公共駐車場があるのですが
なんとキャンピングカーの多いこと!!
公共トイレ横の水道で水を補給している人もいれば
まるで暮らしているかのようにテーブルと椅子を出して
のんびりしている人もいます。
これがうわさのジプシーだろうか…(未確認)
そんなことを考えながら歩いていると、こんな裏道なのに
怪しげなサングラスをした日本人カップルが横を歩いている。
アルルは日本人比率が高いなぁ…。
というか、日本人って世界中どこにでもいるなぁ…。
ほどなくして、コンスタンタン共同浴場跡に到着。
古代ローマ時代の公共浴場跡↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/99/f1ff816bc88ef5b5424835d44d328f41.jpg)
たしか入場料は一人3ユーロだったはず。
太郎パパの感想:「有料のわりにいまいち」でした
ローマ時代は入浴文化があったのに
今のフランスにないのはなぜだろう…。(こんなに気持ちいいのに)
時代の中でなぜなくなってしまったのでしょう。。。
旅に出ると色々なこと考えてしまいますね(笑
その後、新婚旅行でも立ち寄った
エスパス・ヴァン・ゴッホへ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/5b/3b62f47161bb1aabf14eede045fb5493.jpg)
ゴッホが監禁されていた精神病院跡といわれ
ここの中庭もゴッホが描いています。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/3a/3585bee67b674a35788a4b45aaefa48d.jpg)
サン・レミにもゴッホの入院していた精神病院がありますが
ここはその前にいたところのようですね。
間違っていたらすみません。
その近くでこんなポスターをみかけました↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/5a/292d4f8a0961e6be5f9f01d0ee10ec46.jpg)
左側はマルセイユ石鹸のポスター
右側はゴッホがこよなく愛したアブサンのポスター
アブサンは向精神作用・幻覚作用があると言われる強いお酒で
長い間、製造禁止になっていたものです。
アブサンを飲んだらゴッホみたいになっちゃうよーと
いっているかのようですね。
ここまででアルル観光は終了
ようやくマルセイユへ向けて出発です。
一時間ほど電車に揺られ、到着後はまっすぐ港へ
聖バジリカ教会へ行くバスに乗ります。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/62/be3461b2c0e768735afb593480880b84.jpg)
港が始発の60番のバス
山の頂上まですごいエンジン音で登ります。
教会へ行く人だけかと思ったら、意外にも
地元の住人の脚となっているようです。
約15分ほどで頂上の教会に到着。
この教会は聖母マリアを祭る教会なのですが
なんとこの日は偶然にも聖母昇天祭という祝日!
どうりで人が多かったはずです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/26/59c2de9f4f8f5d39538a66c39a913df3.jpg)
最高の眺め
遠くまでよく見渡せます。
そう、行けなかったイフ島も…涙↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f6/79933ab799923ca4abf2df529bf04b2a.jpg)
教会の中では司祭さんがミサの真っ最中↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/6a/2c545198b49d3bfceee6f5dab21d8f5f.jpg)
一般的な教会内部とは趣が異なり
こういうところにマルセイユの異国情緒を感じます。
この時点で19時くらいなのですが
とても明るく、旧港が良く見渡せます。
ここからの景色が太郎パパはお気に入りのようです。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/71/cb3eb67cf915dca5a847b571509ae0cb.jpg)
じっくり滞在した後、駐車場へ降りると
ちょうど下山するバスが来ていたので飛び乗り
旧港付近のレストラン街でおります。
この日は朝からフル活動だったので
レストランでサクっと食べて帰ろうということになりました。
太郎パパ「せっかくだから本場のブイヤーベースが食べたい!」
と、良さ気なお店を探すのですが
疲れているせいかお互いの意見が合わず
ヤケで入ったお店がいまいち。失敗でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/97/06b28c4b33e8e476dec81d11402d9015.jpg)
↑前菜の貝類の鮮度があまり良くなかったそうです(太郎パパより)
ブイヤーベースも熱々ではなくガッカリ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/25/cd53750947bba155218bc2dfb6fbce68.jpg)
お酒だけは美味しかった!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/21/b6b8064908e21710afa7848435476135.jpg)
それでもほろ酔い気分で港をお散歩しながら帰るうちに
いつの間にか二人ともご機嫌になっていました。
食事が美味しければもっとご機嫌さんだったのにねぇ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ff/9e729d1f9993fa00745149426702ac85.jpg)
こうして中途半端にマルセイユ最終日の夜は
過ぎていったのでした。。。
**********************
TOP画像はレ・ボーのお土産屋さんの外壁。
カラフルなオブジェが美しかった!
この日の旅の目的は
1)アルピーユ列車に乗ってフォンヴィエイユへ行く
2)フォンヴィエイユからレ・ボーへ移動し観光
でした。またあの事件が起こるまでは…。
気持ちの良い朝だったので
ホテルから地下鉄2駅のマルセイユ駅まで歩いてみました。
普通の建物なのに、とても素敵に見えるのはなぜ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/14/c56ccb76c02272a480d6767006a30859.jpg)
途中、トラムが過ぎゆくのを眺めつつ徒歩10分ほどで
マルセイユ・サン・シャルル駅に到着↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/b5/2e767bbce94210b0e689182a01855ce7.jpg)
階段を上がって見ると、ドドーンという印象↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/09/ad1fe4fb8ed1cb050ca8e6deb1b52803.jpg)
そして振り返って街側を見ると、これまた素敵な景色↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/ca/42bb11f86749166a3f9c0ad76f704747.jpg)
クラシックな外観からは想像もできないくらい
中は近代的で開放的。改札がないからでしょうか。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/24/b912b7e30a50b54b343b5130d9fcdaa1.jpg)
いいですよね。
改札がないからお見送りの人も電車際まで来れて便利です。
太郎ママもチケットに刻印をすませます。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/1a/689d20f436e079c6a567ff3c84862134.jpg)
そしてこの日もまずはアルルまで移動
いっその事アルルに宿を取れば良かったですね~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
アルルの街歩き中に見つけたホテルアカシア。
一泊1室55ユーロのカジュアルなホテルでしたが
城壁の内側且つSNCFの駅からも近く便利そうに見え
もし、次回来る機会があればここにしよう!
そんな会話を太郎パパと電車の中でしておりました。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/dc/ff0f1d3796521bf12d74f079fbd0b65c.jpg)
電車で小一時間ほどでアルル到着。
普通の街中にこんな光景が当たり前のようにあるなんて
と、ため息。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/83/cd1c9f93ef6b95c2a7e853047f6f99ec.jpg)
アルピーユ列車の発車時刻まで時間があるので
再びアルルの街歩きで時間を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/2e/686b14542afb343146e903ccfda69dba.jpg)
このフォーロム広場には、シャープのCMで更に有名になった
あのカフェがあるのですよね。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/46/e15b7f5e100870e4a0cc2f53fb33cfbc.jpg)
ゴッホの作品、夜のカフェテラスのモデル店
そして嘗てのフォーロム跡が
現代の建物に飲み込まれているかのようです↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/37/01afebc45abbc7a686cadb760a8417a8.jpg)
アルルの街中ではゴッホの足跡がたくさん残されているのですが
こちらもその一つ。
自分の住居を描いた絵↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/76/4872f4eef8c72bd9732c571e795f0aab.jpg)
約100年の月日が経つと、こちらのように↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e9/e44c0c59ebabcf397c86aeb78d8696cb.jpg)
描かれている絵の手前にある部分はなくなっているようですが
後ろ側の4階建ての建物はほぼそのままですね。
日本人にとって家は
スクラップ&ビルドが当たり前の人生最大の買い物ですが
フランスでは築100年以上の家を修復しつつ
代々住み続けるのですね。いいなぁ。
街歩きもそろそろ終わりにして
アルピーユ列車の駅へと向かった私達。
そこでこの旅行の第二の事件が起こりました。
事前にネットで調べた時には土日運行となっていたアルピーユ列車。
しかしこの日は日曜なのに、駅に人影は全くありません。
どうなっているの?とよくよく張り紙を見ると
水曜・木曜・金曜・土曜の運行と書いてある!
なんでー??? 乗れないの???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/57/9b9f5b54b7076665157d334d1780c238.jpg)
この列車で時速10km程のスピードで
のどかな田園風景を楽しもう!という計画だったのに~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
早くも計画倒れ。この後どうしよう?と思ったら
バスの時刻表を発見!↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bd/b9dcce91fd35d1b57c2054317dfd26bd.jpg)
アルルからフォンヴィエイユやレ・ボーを通って
最終サン・レミ・ド・プロヴァンスまで行くバスでした。
一日に6本。本数は少ないながらも
これに乗ればレ・ボーまでも十分行って帰ってこれます。
予定変更
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f4/568bb15ea99673dfcb94af83cdca57a2.jpg)
エスプレッソ好きの太郎パパはご機嫌です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_goo.gif)
アルル駅前からバスに乗り
30分程でレ・ボー・ド・プロヴァンスの入口に到着↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f3/bf21469fded988a286d40eb3c47d5999.jpg)
なぜだろう。
新婚旅行で来てからというもの、なぜかここの風景に取り付かれ
南フランスへ来るとここに寄らずにはいられず
数えてみると、これが4回目?か5回目?(どちらか覚えていません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
白い岩山の上に出来た城下町。かつてのボー一族の住まいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/04/9e83bcb42956e999e66823ca563048a1.jpg)
レ・ボー城へ入ると、入場料一人7.8€にオーディオガイド代が含まれていて
日本語の説明を聞きながら周ることができます。
時々日本語の選択がないオーディオガイドの観光地もあり
そこに比べると、日本人の訪問頻度が高いのではと思われます。
ちょうどイベントの真っ最中だったらしく
昔の大砲の実験をやっていました↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/83/5eec0ebc05e3a84f2fdc8a3bf6d894f6.jpg)
これは石を飛ばす大砲。
力自慢の男性陣が8名程選ばれ、中の滑車をすごい力でまわしていきます。
途中で顔が真っ赤になるほど大変そう。
十分程かけて、大砲の準備をしていました。
ずーっと動画を取っているわけにもいかず
早々に他のエリアへ移動すると、しばらくしてから
頭上をヒューンと何かが飛んでいく!
あの大砲でした。
きちんと安全なエリアに着弾していましたよ!
さっきまで歩いていたあたりを撮影↓こわ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/f0/e79cb7edcf366f3f7d4423e0ca394c7a.jpg)
約800年前には別の風景が見られたのでしょうが
時の経過で見事に崩れ落ちています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/0d/889c61ab9808142a11b42f0f4a48d594.jpg)
パッと見ると絶景なのですが、かつてはここから
罪人や敵の人間を断崖から放り投げていたとのこと。
生々しい場所です。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/f7/3d76b7bbfd70e147360bbbe485f02a1e.jpg)
ゆっくりのんびり過ごしていたら
帰りのバスの時刻まであとわずか。
慌ててお昼ご飯用に焼き立てパニーニを購入
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
外はパリッパリ。中はシェーブルのチーズがとろり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_goo.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ee/b3cb7c33fe9563535acb195ab88f7105.jpg)
前年のイタリア旅行でも美味しいパニーニに出会い、フランスでも。
ホットサンドメーカーが欲しくなりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
帰りのバスに乗り遅れると、次は2時間後。
早めにバス停に到着し、余裕の撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
後ろに見える岩山は先ほど上った頂上あたり↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/9e/c83b789304d60cc06f5f840cefa16cc9.jpg)
行きもそうでしたが、かなり立派な大型路線バスなのに
乗客数はわずか5名程。採算が取れない路線と思われます。
ということは、レ・ボーへ行く人のほとんどが
自家用車かツアーバスなのですね。
30分ほどでアルル駅に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d4/45a6f5874014fbbd199b191f344687c2.jpg)
ここ2日間でアルルの街は十分堪能したので
早めに戻りたいとマルセイユ行きの時刻表を見ると
次のマルセイユ行きは午後4時10分発。
まだ2時間以上あるよー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
こんなことなら、レ・ボーでゆっくりしたらよかったわ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
文句を言っても戻れるわけでもなく
気を取り直して、まだ見ぬアルル観光をしよう!と
二人でローヌ川沿いを歩き始めました。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ae/dd64a20fd2565f03a089463cfb056019.jpg)
川沿いの一角に公共駐車場があるのですが
なんとキャンピングカーの多いこと!!
公共トイレ横の水道で水を補給している人もいれば
まるで暮らしているかのようにテーブルと椅子を出して
のんびりしている人もいます。
これがうわさのジプシーだろうか…(未確認)
そんなことを考えながら歩いていると、こんな裏道なのに
怪しげなサングラスをした日本人カップルが横を歩いている。
アルルは日本人比率が高いなぁ…。
というか、日本人って世界中どこにでもいるなぁ…。
ほどなくして、コンスタンタン共同浴場跡に到着。
古代ローマ時代の公共浴場跡↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/99/f1ff816bc88ef5b5424835d44d328f41.jpg)
たしか入場料は一人3ユーロだったはず。
太郎パパの感想:「有料のわりにいまいち」でした
ローマ時代は入浴文化があったのに
今のフランスにないのはなぜだろう…。
時代の中でなぜなくなってしまったのでしょう。。。
旅に出ると色々なこと考えてしまいますね(笑
その後、新婚旅行でも立ち寄った
エスパス・ヴァン・ゴッホへ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/5b/3b62f47161bb1aabf14eede045fb5493.jpg)
ゴッホが監禁されていた精神病院跡といわれ
ここの中庭もゴッホが描いています。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/3a/3585bee67b674a35788a4b45aaefa48d.jpg)
サン・レミにもゴッホの入院していた精神病院がありますが
ここはその前にいたところのようですね。
間違っていたらすみません。
その近くでこんなポスターをみかけました↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/5a/292d4f8a0961e6be5f9f01d0ee10ec46.jpg)
左側はマルセイユ石鹸のポスター
右側はゴッホがこよなく愛したアブサンのポスター
アブサンは向精神作用・幻覚作用があると言われる強いお酒で
長い間、製造禁止になっていたものです。
アブサンを飲んだらゴッホみたいになっちゃうよーと
いっているかのようですね。
ここまででアルル観光は終了
ようやくマルセイユへ向けて出発です。
一時間ほど電車に揺られ、到着後はまっすぐ港へ
聖バジリカ教会へ行くバスに乗ります。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/62/be3461b2c0e768735afb593480880b84.jpg)
港が始発の60番のバス
山の頂上まですごいエンジン音で登ります。
教会へ行く人だけかと思ったら、意外にも
地元の住人の脚となっているようです。
約15分ほどで頂上の教会に到着。
この教会は聖母マリアを祭る教会なのですが
なんとこの日は偶然にも聖母昇天祭という祝日!
どうりで人が多かったはずです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/26/59c2de9f4f8f5d39538a66c39a913df3.jpg)
最高の眺め
遠くまでよく見渡せます。
そう、行けなかったイフ島も…涙↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f6/79933ab799923ca4abf2df529bf04b2a.jpg)
教会の中では司祭さんがミサの真っ最中↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/6a/2c545198b49d3bfceee6f5dab21d8f5f.jpg)
一般的な教会内部とは趣が異なり
こういうところにマルセイユの異国情緒を感じます。
この時点で19時くらいなのですが
とても明るく、旧港が良く見渡せます。
ここからの景色が太郎パパはお気に入りのようです。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/71/cb3eb67cf915dca5a847b571509ae0cb.jpg)
じっくり滞在した後、駐車場へ降りると
ちょうど下山するバスが来ていたので飛び乗り
旧港付近のレストラン街でおります。
この日は朝からフル活動だったので
レストランでサクっと食べて帰ろうということになりました。
太郎パパ「せっかくだから本場のブイヤーベースが食べたい!」
と、良さ気なお店を探すのですが
疲れているせいかお互いの意見が合わず
ヤケで入ったお店がいまいち。失敗でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/97/06b28c4b33e8e476dec81d11402d9015.jpg)
↑前菜の貝類の鮮度があまり良くなかったそうです(太郎パパより)
ブイヤーベースも熱々ではなくガッカリ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/25/cd53750947bba155218bc2dfb6fbce68.jpg)
お酒だけは美味しかった!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/21/b6b8064908e21710afa7848435476135.jpg)
それでもほろ酔い気分で港をお散歩しながら帰るうちに
いつの間にか二人ともご機嫌になっていました。
食事が美味しければもっとご機嫌さんだったのにねぇ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ff/9e729d1f9993fa00745149426702ac85.jpg)
こうして中途半端にマルセイユ最終日の夜は
過ぎていったのでした。。。
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TOP画像はレ・ボーのお土産屋さんの外壁。
カラフルなオブジェが美しかった!
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