「沖縄料理なら、
ラフテーとソーキは
欠かせないでしょう!」
それは、
私と【はるさん】での
共通意見である。
今回も当然、
それらを目当てに
「沖縄料理店」を選んだ。
当初も
「ラフテーを摘みに飲んで、
ソーキそばで締める」
が主役であった。
しかし、
「ソーキの煮付け」という
魅力的なメニューを見つけた。
結果、
「伝説のタレのラフテー」と
「ソーキの煮付け」の競演になった。
「秘伝のタレのラフテー」は
4枚も並んでいる。
歯ごたえがあって、
ギュッと噛みしめると
ラフテーの質の良い脂を通して
甘味のある「秘伝のタレ」が滲めてくる。
味としては「照り焼き」に近い。
「肉にギュッと弾力があって
脂が口の中で溶ける。」
この歯ごたえは
「炙ってから煮る」という
手間暇をかけた証拠の逸品である。
力強いラフテーは
からしをサッパリとしてくれる。
「サービスです」
添えくれたシークワーサーが
更に爽やかさを加えてくれる。
間違えなく「秘伝の名料理」である。
一方で、
「ソーキの煮付け」は……
(【佐原駅前「うーじの森」の沖縄料理(3)】に続く…)