こちらは4年前、新畳に入れ替えをして頂いたお客様の寝室の畳です。
畳の上に布団を敷いていて『 自分が寝ている畳の下が凹んでしまっておかしくなった 』 という電話を頂きました。
『 それはきっと寝汗で畳が腐ってしまったのでは? 』 と伝え見に行くと案の定、寝汗で畳がダメになっておりました。
人は寝ている間、必ず汗をかきます。
人により多い少ないはあるでしょうが朝起きて布団を畳む片すなどをせず敷きっぱなしが多い場合、畳にこもった水分、熱が逃げる事無く畳を蝕んでいきます。
すると最終的に畳床が腐ってしまうのです。
こちらのお客様、旦那さんと奥様、同じ部屋に寝ているのですが旦那さんの下だけが腐ってしまいました。
『 冬場でも必ず良く水分を補給するから俺は寝汗が多いんだなぁ 』 と言っておりました。
畳の上に布団を敷いて寝ている場合、朝起きたら布団を畳むか位置をずらす、天気の良い日には布団を干すなどを必ずしてください。
万年布団で過した場合、畳は必ず寝汗でいつか腐ってしまいます。
そんな畳に於ける寝汗の害のお話しでした。
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畳刺 父ちゃん
福島畳店
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