織田裕二主演〖ガラパゴス〗全４話あらすじ・ネタバレ感想！

織田裕二主演〖ガラパゴス〗全４話あらすじ・ネタバレ感想！
刑事・織田裕二が、団地の一室で発見された青年の死の謎を追う。
BSプレミアム・BS4Kで放送した特集ドラマ『ガラパゴス』の再編集版。
2023年11月4日（土）よる10時からＮＨＫ総合にて放送開始。

〖ガラパゴス〗NHK総合

■主演：織田裕二

■原作：相場英雄『ガラパゴス』

■脚本：戸田山雅司

■演出：若松節朗

■放送：毎週土曜日22：00～22：45

■再放送：各回の翌週（水）午前0:35～

　　　　（火曜日深夜）

　※放送予定は変更になる場合があります

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〖ガラパゴス〗キャスト

★キャスト

　※ゲストは各話に記載

〖ガラパゴス〗あらすじ・ネタバレ感想

★第１話あらすじ・ネタバレ感想（2023年11月4日放送）

★第２話あらすじ・ネタバレ感想（2023年11月11日放送）

★第３話あらすじ・ネタバレ感想（2023年11月18日放送）

★第４話あらすじ・ネタバレ感想（2023年11月25日放送）

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〖ガラパゴス〗キャスト

●田川信一（織田裕二）

　捜査一課継続捜査班の刑事。警部補

●木幡祐香（桜庭ななみ）

　鑑識課身元不明相談室の巡査部長

●仲野定文（満島真之介）

　リスト「903」の男
　沖縄県宮古島出身の派遣労働者

●少年・仲野定文（山下夕越）

＜警視庁刑事部捜査一課＞

●鳥居勝（伊藤英明）

　第三強行犯第三特殊犯捜査係
　警部補

●青年時代の鳥居勝（小野寺恵人）

●矢島達夫（池田努）

　特命捜査班の理事官。警視

●山倉（大高洋夫）

　殺人犯捜査第三係。田川の元上司

●刑事課・係長（佐藤銀平）

＜鑑識課身元不明相談室＞

●三浦和尊（福松凛）

　巡査部長。木幡の同僚

＜警務部人事一課＞

●高田寛毅（神尾佑）

　監察官・警視
　鳥居勝のことを調べている

＜竹の塚東警察署＞

●野村（生島勇輝）

　田川の捜査に同行する

●係長（赤屋板明）

　2017年仲野の変死体発見時の担当

＜交通課＞

●交通課警部（尾崎右宗）

　『エクセスＬ』の事故をスリップが原因だと片付ける

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●森喜一（髙嶋政宏）

　ホープネス・ホールディングス社長

●高見沢紅美（泉里香）

　森喜一の秘書
　裏では鳥居と手を結んでいる

●清村仁（坪倉由幸）

　ホープネス城北支店営業部課長補佐

●松崎直樹（鶴見辰吾）

　ヒラガモーターズ社長

●長内保（上地雄輔）

　美濃加茂工場派遣時代の仲野の同僚
　ヒラガパーツ東北・北上支社正社員

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●有吉宏二郎（駿河太郎）

　モーリス電気品川本社勤務
　製品企画部係長
　仲野の福岡高専時代の友人
　美濃加茂工場勤務時代は仲野の同僚

●高専生の有吉宏二郎（福崎那由他）

●宮崎晴夫（野間口徹）

　美濃加茂工場派遣時代の仲野の同僚
　現在は名古屋在住

●脇田朱美（篠原ゆき子）

　美濃加茂工場派遣時代の仲野の同僚
　現在は海津化学勤務
　マッチングアプリで売春相手探し

●役名不明（窪塚俊介）

　脇田朱美と同ラインだった正社員
　朱美を強請っていた

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＜そのほか＞

●田川の妻・田川里美（戸田菜穂）

●仲野眞榮（津嘉山正種）

　仲野定文の祖父

●根来正一郎（東幹久）

　城東美容外科クリニック院長

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〖ガラパゴス〗第１話あらすじ・ネタバレ感想

●あらすじ

捜査一課・継続捜査班の刑事・田川信一（織田裕二）は、鑑識係の木幡祐香（桜庭ななみ）に頼まれ身元不明の死者リストを調べていた。
田川は、リスト「９０３」の男が練炭自殺による一酸化炭素中毒死に見せかけ殺害されたことを見抜く。
田川と木幡は男の死を丹念に捜査し、男の身元を突きとめる。
その男・仲野定文（満島真之介）は、沖縄県出身の派遣労働者だった。

特殊班捜査係の鳥居勝（伊藤英明）は、田川の行動に目を光らせつつ、裏では人材派遣大手［ホープネス・ホールディングス］の社長・森喜一（髙嶋政宏）と、自動車メーカーの［ヒラガモーターズ］社長・松崎直樹（鶴見辰吾）と親密な関係を結んでいた。

田川は、生前の仲野がホープネス・ホールディングス系列の人材派遣会社を介してヒラガモーターズの自動車工場に派遣されていたことを知る。
仲野はネット上で何かを告発しようとしていたらしく……。

〖ガラパゴス〗第１話ゲスト

●自治会長・近藤（瀬戸将哉）
●イセナジマ店主・西（ゴリ）
●和尚（桜木信介）
●川満歩（石丸謙二郎）
　宮古島東署の警官

●感想

派遣労働者ってドラマではとにかく悲惨な扱いで描かれる。
でも、みんながみんなあんなに悲惨じゃないからね。
田舎の派遣さんはだいたい固定で働いているんで。

それでも自●車系はわりとキツいとは聞いたことがある。
特に中●地域では本当に派遣社員に対する扱いがとてつもなく悪く、まあ何て言うか人間として見ていない、ようなことは耳にしたことがある。
私が住んでいる田舎はそういう意味ではかなりおおらかなんだろう。

鳥居（伊藤英明）、悪そう～。
ちょっと口元にうっすら笑いを浮かべているのが胡散臭くて。
絶対、コイツは腐ってるぞって思っちゃうね、あの雰囲気は。

【原作小説】ガラパゴス 上 (小学館文庫)

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〖ガラパゴス〗第２話あらすじ・ネタバレ感想

●あらすじ

捜査一課・継続捜査班の刑事・田川信一（織田裕二）と鑑識係の木幡祐香（桜庭ななみ）は、仲野定文（満島真之介）の死を巡って丹念な捜査を続けます。
仲野の派遣労働者としての人生は平坦ではありませんでした。

大手人材派遣会社のホープネス・ホールディングス社長・森喜一（髙嶋政宏）と裏で密かに繋がっている特殊捜査班の鳥居勝（伊藤英明）は、真実を解き明かそうとする田川を警戒して……。

〖ガラパゴス〗第２話ゲスト

●宮国悦子（あめくみちこ）
　仲野の中学時代の恩師の妻
●有吉宏二郎の両親（福井晋、みょんふぁ）
●小島孝夫（矢島健一）
　『ゴゴタイム』出演の経済アナリスト
●『ゴゴタイム』司会者（大島由香里）
●木口（浅見小四郎）
　田川里美の行きつけの肉屋の店主
●工藤孝良（金井勇太）
　木口に就職先を世話した元派遣労働者
●鳥居勝の両親（大滝明利、島邑みか）

●感想

写真を撮っただけで派遣だから殴る蹴るの暴行ってひどくない？

あの場面を見て、アート引っ越しセンターの50代アルバイト・森本容疑者と20代の社員、19歳の社員２人による20代の同僚男性に対する暴行事件を思い出した。
たいへんおぞましい事件だ。
女性社員の前で下着を脱がせ、暴行する様子をスマホで撮影。
“いじめ”と言うが明かな犯罪だ。
本当に胸が悪くなる。

アートの事件はアルバイトのオッサンが若い社員を支配していたから、一概に正社員による非正規社員へのハラスメントばかりがあるとは言えない。
結局、人の心根の問題だと思う。

派遣会社はそれぞれ得意分野がある。
事務系だったり医療や科学系だったり。
でも、おそらく工場への派遣が主の会社は精神的にキツくてお金も安いと思う。
時給も上がりにくい。

仲野（満島真之介）は、高専の親友・有吉宏二郎（駿河太郎）に正社員の道を譲ってしまった。
それが原因で学校からの推薦が貰えなくなり最終的に派遣で働くしかなかった。
仲野は優しすぎた。
仮に有吉に譲らず自分が正社員になったとしても心を痛めただろうと思う。

田川（織田裕二）と木幡（桜庭ななみ）が話を聞きに行った経済アナリストの小島孝夫（矢島健一）の日本経済に関する説明はとても分かりやすかった。

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〖ガラパゴス〗第３話あらすじ・ネタバレ感想

●あらすじ

捜査一課・継続捜査班の刑事・田川信一（織田裕二）は、鑑識課の木幡祐香（桜庭ななみ）とともに生前の仲野定文（満島真之介）の足跡を辿る。
仲野がかつて派遣労働者として働いていた各地の勤務先を訪ねていくうちに、田川は仲野が体験した辛く理不尽な環境を知った。
そして、仲野は世の中に対し重要な何かを知らせようとしていたことが分かってくるのだが……。

〖ガラパゴス〗第３話ゲスト

●経済アナリスト・小島孝夫（矢島健一）
●ジュピター三重工場の社員（岩永ひひお）
●店主（たまきくま）
　ジュピター三重工場付近の店
●宮田照男（柏木風太郎）
●所長（岡安泰寿）
　エディション通商（旧イクノテック）
　データ紛失と言ってごまかす
●エディション通商社員（太田英里）
●人事課長（伊東孝明）
　ヒラガ車体 関東工場
●所長（尾関伸次）
　スキルビズ南岐阜営業所
●モーリス電機ベテラン工員（小林豪）
●日系ブラジル人少年（吉澤要人、南部海人）
●小林（肥後克広）
　ブラジル食品スーパー店主

●感想

アカウント名“ガラパゴスの最前線”。
いまひとつ意味が分からない言葉。

脇田朱美（篠原ゆき子）は短大出で信金勤務だったと話していた。
そんな人が工場系の派遣会社に登録するだろうか？
簿記の知識があるなら事務系が強い派遣会社に登録して経理部門を狙うか、または銀行への派遣を希望するのでは？
腐るくらい派遣会社があってわざわざ不得意分野を選んだのは謎だなぁ。

こういった派遣社員を扱う番組やドラマでは、なぜか派遣社員が１社登録で頑張っているのもモヤッとする。
普通何社も登録して、働きながらでも天秤に掛けないものだろうか？
ホープネスが最悪な派遣会社なのにずっとその系列を渡り歩いているのがよく分からないんだが…うーん…。

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〖ガラパゴス〗第４話あらすじ・ネタバレ感想

●あらすじ

警察内部でも鳥居勝（伊藤英明）の周囲は大きく動く始めていた。
仲野定文（満島真之介）の足跡を辿っていた捜査一課・継続捜査班の刑事・田川信一（織田裕二）は、鳥居と対峙することになる。

〖ガラパゴス〗第４話ゲスト

●事故の遺族・宮城島篤（鈴之助）
●長内保の弁護士（遠山俊也）
●検事（前田一世）
●裁判官（吉満寛人）
●警視総監（水谷敏行）

●感想

長内保（上地雄輔）が言った正社員になりたかったからと言う理由に引いた。
そんなことで？
多分、正社員にそこまでこだわるのって男性だからではないでしょうか？
長内も「肩書き」という言葉を使っていたし。
女性は、それならそれでと柔軟に考えると思う。

その肩書きにこだわるのであれば、もっといろんな道があったと思う。
派遣会社を変わることもできるし、紹介予定派遣てのもあるし、転職エージェントを使う方法もある。
すぐに正社員になれなくても段階を経て正社員になる方法もある。

見返りが…どうしても…納得いかない。
もちろん彼らの気持ちは分からないのだけど、それでもやっぱり……。
何とも言えないな。

田川（織田裕二）は公判で真実を語るが、あんなことをして警察で立場が悪くならなかったのだろうか？
理不尽にモヤモヤする気持ちをどう処理したら良いのか、それは全て最後の田川の強い視線に込められていると思う。
受けいれる気、ゼロ。

【原作小説】ガラパゴス 下 (小学館文庫)

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ありがとうございました(人´∀`)♪