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『ここに死体を捨てないでください!』あらすじネタバレ感想。抱腹絶倒の死体遺棄

東川篤哉著『ここに死体を捨てないでください!』あらすじとネタバレ感想。
抱腹絶倒の死体遺棄!
何回読んでも吹き出す(((*≧艸≦)ププッ
やっぱりお笑いミステリは東川篤哉!


『ここに死体を捨てないでください!』

著者:東川篤哉
発行:株式会社光文社


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『ここに死体を捨てないでください!』あらすじ・ネタバレ感想


☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:

『ここに死体を捨てないでください!』主な登場人物 

●鵜飼杜夫
 鵜飼杜夫探偵事務所所長。
 街一番の売れない名探偵。
 ずば抜けた推理力がチャラになる程、
 ずば抜けて生活力が欠如している。
●戸村流平
 『密室の鍵貸します』で容疑者になった。
 鵜飼は元義理の兄。
 大学を中退しフリーター兼鵜飼の弟子。
 お酒を飲むと記憶が曖昧になる。

●二宮朱美
 24歳。元白波荘のオーナー。
 流平の事件で白波荘は取り壊し。
 鵜飼の事務所の黎明ビルオーナー。
 なぜか鵜飼とともに行動。

●砂川警部と志木刑事
 烏賊川市警察署の刑事たち。
 ちょっぴりマヌケ。
 ふざけた鵜飼が気にくわない。

●有坂春佳
 司法試験を目指して勉強中の大学生。
 突然入ってきた女性を刺殺した……
 と、思い込んで逃走する。
●有坂香織
 春佳の姉でポニーテールがポイント
 『中島仏具』の経理課所属のOL。
 妹に代わり死体を始末する。
 その際、馬場を巻き込む。
●馬場鉄男
 有限会社『リサイクルの馬場』社長。
 社員は鉄男のみの廃品回収業者。
 香織に死体遺棄を手伝わされるはめに。

●死んだ女・山田慶子

☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:

『ここに死体を捨てないでください!』あらすじ 

司法試験を目指し勉強中だった有坂春佳の部屋に見知らぬ女が飛び込んで来た。
女の凄まじい表情に仰天し恐怖した春佳はつい果物ナイフを手にとって……。
気づけばキッチンが血の海。
春佳は部屋から逃走し、姉の香織に電話で助けを求める。
事情を聞いた香織は、放置された死体を始末しようと春佳のアパートへ向かう。


香織は、近所で休憩をとっていたリサイクル業者のトラックにコントラバスケースが積まれているのを目にし、思わずトラックの前に飛び出す。
その時ケガを負ったことから、運転していた馬場鉄男を脅して死体をコントラバスケースに入れて運ばせる。
死んだ女の名は山田慶子。
彼女が乗ってきた赤いミニクーパーにコントラバスケースを乗せた香織と馬場は、意気揚々と死体を捨てに行く。


その頃、山田慶子を待っている人物がいた。
山田慶子は鵜飼探偵事務所の鵜飼杜夫の依頼人だった。

☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:

『ここに死体を捨てないでください!』ネタバレ感想 

笑った~(((*≧艸≦)ププッ
とにかく最初から面白い。
馬場と香織が死体入りのコントラバスケースを持ってエレベーターに乗り込むシーンとか絶妙の笑いだ。
8人乗りのエレベーターに8人しか乗っていないのにブザーが鳴る。
「なぜか」と騒ぐ無関係の人々の中で冷や汗を流す2人の様子が楽しい。
抱腹絶倒の死体遺棄って不謹慎極まりない。


相変わらず笑いは一流。
そしてミステリー部分も本格的。
香織と馬場は、死体をコントラバスケースから出してミニクーパーの運転席に乗せ、三日月池に沈める。
しかし、翌日になって三日月池に行くとミニクーパーがないどころか池そのものが別の池になっていた。
どういう現象なのかワケがわからずあたふたする2人。
そこに脳天気な鵜飼たちが加わるとどうなるか。


笑いの連続だが、鵜飼はぼーっとしててもそこそこ推理力がある探偵。
最後はきっちり謎解きをやってのける。
ああ、あんなに推理力があるのにどうしてあんなに生活力がないんだろ。
鵜飼は結局ただ働き。
でも、鵜飼本人は大満足(*⌒▽⌒*)

☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:

ご訪問ありがとうございました(人´∀`*)

コメント一覧

tataraworks-lynx50
サクラ母さま、コメントありがとうございます。
文庫は10年くらい前に出版されたので年代的に少々古いですが、結構なバカバカしさのわりにちゃんとしたミステリがオススメです。
お気に召していただけたら幸いです(*^ww^*)
サクラ母
早速図書館で借りてきましたよ
笑える話が読みたかった
楽しみです
紹介ありがとうございました
tataraworks-lynx50
miso様、コメントありがとうございます。
私は「謎解きはディナーのあとで」より「烏賊川市シリーズ」が好きです。
原作で滅多に登場しない朱美がドラマでは主人公でちょっと納得できませんでした。
でも、玉木宏さんの鵜飼はピッタリだったと思います。
そう言いつつドラマを見ていました(笑´∀`)
miso
私も「烏賊川市シリーズ」結構好きです。
確か、「謎解きはディナーのあとで」の次に読んで意外とハマった記憶があります。
剛力彩芽と玉木宏でドラマ化されたときは全然イメージが違ったけど、そっちはそっちでちょっとクセになりました。
(視聴率はイマイチだったっぽいですが。)

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