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生田斗真&多部未華子〖幸運なひと〗あらすじ・ネタバレ感想!

生田斗真&多部未華子〖幸運なひと〗あらすじ・ネタバレ感想!
子供を先延ばしにしていた夫婦。
夫が「がん」を煩い、しかも余命は半年。
彼が生きている時間が子供を持つタイムリミットでもあり……。
『幸運なひと』あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks

〖幸運なひと〗 

■主演:生田斗真、多部未華子
■脚本:吉澤智子
■演出:一木正恵
■放送:総合/BS4K
  2023年4月4日(火)10:00~10:45
  2023年4月11日(火)10:00~10:45
■ドラマ制作舞台裏
  総合2023年4月14日(金)
    午前0:35~1:05
※放送予定は変更になる場合があります



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〖幸運なひと〗キャスト

〖幸運なひと〗あらすじ・ネタバレ感想

前編あらすじ・ネタバレ感想(2023年4月4日放送)
後編あらすじ・ネタバレ感想(2023年4月11日放送)



〖幸運なひと〗キャスト 

●松本拓哉(生田斗真)
 中学校の保健体育の教師で駅伝部顧問
 自身も箱根駅伝出場経験あり
 肺がん、余命半年と告げられる
●松本咲良(多部未華子)
 拓哉の妻で音大卒
 ミュージシャンのマネージャー
 ピアニストになる夢が叶いそう

●中村昭彦(山中崇)
 拓哉の主治医(腫瘍内科医)
●看護師(今藤洋子)

●吉井理沙(西田尚美)
 咲良が勤務する音楽事務所の社長

●松本小百合(宮崎美子)
 拓哉の母親
 地元の商店街でパン屋を営む
●松本健斗(古屋呂敏)
 拓哉の弟

●仲澤哉太(加藤諒)
 拓哉の中学時代の同級生
 地元で保育士をしている

●山内(相島一之)
 拓哉が参加した[患者の会]のメンバー
●堀口奈穂(内田慈)
 [患者の会]のメンバー
●大西優子(本人)
 [患者の会]のメンバー
 NHKパプリカのFoorin楽団の一員おおにしわかさんの母

●作曲家・長見(町田悠宇)
●プロデューサー(永島敬三)
●校長(柚木佑美)
●佐々木(水間ロン)
●拓哉の後輩(林雄大)
●産婦人科医(冨樫真)
●拓哉と咲良の娘(白鳥玉季)
●金森(奥村秀人)
●拓哉のクラスの好きな子を見ている男子生徒(市原匠悟)
●拓哉のクラスのカチューシャをした男子生徒(高村佳偉人)
●拓哉のクラスの生徒・南野遥(並木彩華)



〖幸運なひと〗前編あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
中学校の体育教師・松本拓哉(生田斗真)は、突然肺がんだと告げられます。
治療をしなければ余命は半年。
拓哉の妻・咲良(多部未華子)と「子供を持つかどうか」の選択を迫られますが、拓哉は現実を受け入れられません。
治療にも子供をもうけることにも前向きになれない拓哉。


音大を卒業後、咲良はミュージシャンのマネージャーをしています。
ピアノの才能を諦めていた咲良。
そんな咲良に、ピアニストになるチャンスが訪れます。


拓哉は、夢を掴みつつある咲良に対し嫉妬を抑えられない自分に当惑します。
一方、咲良は「自分の仕事をセーブして夫に尽くすべきか」と悩み……。


●感想
[患者の会]のメンバーで、自らの体験を語る山内を演じた相島一之さんは、2008年に希少がんの1つ GIST(消化管間質腫瘍)を患っていることが判明し、克服した経験がありました。
拓哉(生田斗真)の主治医・中村昭彦役の山中崇さんも若い頃にお父様をがんでなくされています。
そして、脚本を書かれた吉澤智子さんも夫ががん患者だったそうで、その経験が拓哉と咲良(多部未華子)の会話にもちりばめられています。


可哀想と思うばかりではやっていけない、そういうリアルな人間関係が描かれているドラマだと思いました。
咲良が離婚届けを用意してまで話した子供の話は、女性なら誰しも考えていることだと思います。
「30過ぎてから、ずっとお母さんになれるタイムリミットを気にしながら生きてきたの」
平均寿命がのびても子供を産める体でいられるかどうかが劇的に変化するわけではありませんからね。


咲良の未来に嫉妬しない
拓哉がノートに書いていた言葉、めっちゃグッサーと突き刺さりました。
一緒に生きているうちは励ましてくれるだろうし、死んだら悲しんでくれるだろうけど、生きている人間には未来があって、気持ちも変化していくものだよね、と思ったら羨ましい気持ちがわいてきますよね。
新しいパートナーができて、自分は忘れられてしまうかもしれない。
もう心がグチャグチャになっちゃうから相手が困ることも傷つくことも分かっているのに、言わなくていいことばかり言っちゃうんでしょうね。


中村医師の
「松本さんにとって、今、一番大切なものは何ですか?」
という問いに対する拓哉の答えは、とてもシンプルで切実なものでした。
「普通に暮らしたい」
と答えた拓哉にとって、学校(職場)へ行って部活やって、友人知人とたまに飲んだりする今まで通りの当たり前の生活こそが最も大切なものでした。
治療法もなく、効果のある薬もなく、ただ死があるのみの状況に置かれて、人が心から願うもの、それが何でもない日常なんですね。


お医者さんの言うことも、拓哉や咲良の言うことも、みんなそれぞれの立場で正解なんですよね。
難しい単語はあまり使わず一言一言が凄く分かりやすい言葉なので、台詞が心に染み込んできました。
泣きました。
ちなみに[患者の会]のシーンは、当事者が台本なしで語っているそうです。
生田斗真さんのお話に聞き入っている表情が印象的でした。



〖幸運なひと〗後編あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
かつて箱根駅伝に出場した地元のヒーロー・松本拓哉(生田斗真)は肺がんで、余命半年だと告げられました。
拓哉の妻・咲良(多部未華子)は、諦めていたピアニストへの扉が開かれますが、夫の為に自分の仕事をセーブすべきか悩んでいました。
子供を持つにも期限が迫っています。


治療にも子供をもうけることにも消極的だった拓哉でしたが、あることがきっかけになり考えが変わります。
「これからは出来る事を数えていこう」


前向きになった拓哉。
一方、咲良は
「夫はがんになってから一度も私の前で泣いてない。泣かせてあげられなくて…」
と気になります。
そんな2人が本当の思いを交わすことに。


●感想
「やっぱり俺、ついてるなあ」
しんどい選択をした拓哉(生田斗真)は前向きな言葉を口にします。
拓哉の『できないことノート』は『できたことノート』に名前が変わりました。
咲良(多部未華子)もピアノを諦めず、そして、無事に子供を授かります。
かたやがん患者、かたや妊婦ですが、2人とも普通に生活しています。


でも、普通が一番大変なんですよね。
後編は見ながらほとんど泣いていました。
ちょっとのことが浸みてきました。
拓哉が少しでも良かったと思えることを見いだして、気持ちが暗くならないようにしていながら、本当は恐怖と戦っているのが並大抵の精神力ではないなと思いました。


それにしても、よその子は本当に成長が早いものですね。
白鳥玉季さん、どこで登場するんだろうと思ったら何と拓哉と咲良の娘役。
ええー、すっごい大人っぽくなってる、とビックリです。
その拓哉の娘は、大人達に囲まれてとても大事にされて育ったんだろうなと想像ができて良かったです。


後編はほんとに泣けてきちゃって、今も洟がずるずるです。
でも、拓哉自身が、自分のことを「幸運なひと」と言って、小さなことでも良かったことや出来たことを大切にしていたせいでしょうか。
見ていて、凄く前向きな気持ちになれるドラマでした。
泣けてきちゃうけど、最後は爽やかな気持ちになりました。

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☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ありがとうございました(人´∀`)♪

コメント一覧

tataraworks-lynx50
@kussame-2005 くっさめ様、コメントありがとうございます。
このドラマ、主人公が余命わずかのがん患者。
絶対暗い気分になるんだろうなと思って見たのですが、泣きはしましたが心がスッキリするドラマだったと思います。
私は、やっぱり見終わった後で明るい気持ちになれたり、前向きになれるドラマが好きです。
生田斗真さんも多部未華子さんも凄く素敵でした!
kussame-2005
そうなんですよね、普通が一番でとてもありがたいこと。
たたらさんの「ちょっとのことが浸みて」は本当にそうで!
私ドラマを観ていて、常に涙でウルウルしている状態でした。
寂しい・悲しいだけではない終わり方もよかったです。

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