ソフトテニス部日記

最後は真面目が一番強い!

勝つために

2013-07-08 21:07:57 | 日記
試合をする選手で「負けてもいい」という人は
かなりの珍しい希少価値のある人

誰だって勝ちたいものです

負ける理由を作るのは簡単なのに

勝つ理由を作るのはなんと難しいことでしょう


まず、精神面
試合に入る前の心づくり

これが難しい

ひとつは
何にも考えないで、楽しく、元気に、はじけて試合をする
まさに「開き直り」です

もうひとつは
必死にくらいついて、がむしゃらに、苦しみながら試合をする
これもある意味「開き直り」です

大切なのは、中途半端にならないこと

楽しく、元気にはじけたい人は
練習でもそうすべきだし
練習試合でもそうすべきです
悩んで下を向くなんてもってのほか
とことんまではじけきるべきでしょう

必死にくらいついてやりたい人は
練習でも1球1球とことんまで苦しんで悩んで打つべきです
楽しくやろうなんて、甘い期待をしないこと
限界まで厳しく、自分を追いこんでいかなければならないでしょう

どちらも、中途半端でなく自分のスタイルを持っている人は怖い
ある意味、迷いがないから、自滅することがないからです

どっちがいいか、それは各自が決めればいいこと
チームカラーである意味決まってきそうですが
やはり、最後は自分らしさを出していくことが大切です



さて、次は技術、戦術の面です

勝ちたいと強く思ってる人が勝つのなら
スポーツなんて楽なもんです

勝ちたいと思ってるだけで勝てるわけがありません

では、勝つためには何をしなくてはいけないか?

それは勝つために自分がしなければならないことを整理して理解しておくことです

気合いだけで何とかなる世界ではありません

例えば

・ファーストサーブを入れる
・ファーストサーブのレシーブは〇〇に返球する
・セカンドサーブは〇〇の攻撃を多用する
・相手前衛がサーブの時には〇〇をやる
・相手後衛がサーブの時は〇〇をやる
・展開は〇〇に打って、次に〇〇に打つ
・前衛はファーストサーブが入ったら〇〇をする
・前衛は〇〇のボールを〇〇で狙う

なんてことが出てくるでしょう

勝つためにこれらのことをきちんとやる
どんな状態でも、です

そうすれば、「勝ちたいと思うから勝つ」ではなく
負けたくても「いやでも勝ってしまう」状態となります
それでも負けてしまう強い相手に対しては
もっと各ボールの精度や威力を高めて、また挑戦すればいいのです

やることは決まっているので
カウントが不利でも迷うことがありません

例えば、今、悩んでる人は
相手を具体的に設定して上の〇〇の中に自分の言葉を入れてみましょう

自分の練習の方向や目標もはっきり見えるはずです




さて、今日は今年卒業していったOGが2人来てくれました
練習の最後に、夏の大会を控えた選手たちに何かアドバイスしてやってくれ、と頼んだら
とにかく、いっぱい経験談も交えてしゃべってくれてました

予想外にたくさん話してくれたのですが

自分たちがやってきた取り組みに対する愛情
そして、後輩たちに対する愛着

いろいろあるのでしょう


なんと完全下校を過ぎてしまったので
今日は顧問の話は、なしにしました

でも、本当は
先輩が一生懸命話してくれた内容に勝る話なんて
顧問が喋れるわけありませんから、なしです


この2人、熱意が素直に伝わってくるので、きっといい先生になると思います(笑)