ソフトテニス部日記

最後は真面目が一番強い!

個人戦

2013-07-24 04:52:34 | 日記
この記事は個人戦の終了した夜に書いたものです
即、UPすると団体戦に臨む選手への影響が心配だったのでUPを遅らせました



本当につらい1日でした

自分は試合進行をほぼ1人でしなければならない立場となり
一度も試合のベンチに入ることなく、今日1日を終えました

それでも選手が勝ち残ってくれたら、という淡い期待もあったのですが
1ペアは上位大会に進出を決めたものの、あとは全部負けてしまいました

大会本部席からちらちら見ていましたが
そわそわして喜んだり落ち込んだり、変な動きをするので、それも注意され・・
結局、本部席から解放されたのはトイレに行った時だけ
まったく1ポイントも見れなかった選手もいました


引退の試合を見ることができなかったのは断腸の思いですが
これまでいやというほどたくさん見てきましたので
そんなに悔いは残っていません

試合は選手のもの
顧問のものではありませんから

ただ、この役割
自分は今年の春からで、
それまでは同じようにこの役目をやっていた先生がいたのは確かです
自分はその先生におんぶにだっこで試合のベンチに入っていたのでした

だから、愚痴は言えませんが
やっぱり、「専門委員会」に出席しない先生にはこの役はいかないのです
真面目に出席している先生が、その場を収めるために
この役を引き受けざるを得ない
こんな構造を何とかしないと、「さぼったもの勝ち」です

すみません
やっぱり愚痴になってしまいました

こんなことは実際の社会の中ではよくあることなのですが
引き受けたからにはきちんとやろうと思います
「真面目がバカを見る」のではなく
「真面目が一番強い!!」
神様が見ているのを信じたいですね



さて、試合の方ですが
やっぱり、うちの特徴がよく出た試合となりました

チームの中の下位の選手が
しっかりと力をつけて成長したことがよくわかりました

2年生や3年生のレギュラー外の選手にとっては
1年間の時間が遅れてきているのかもしれません
自分たちが成長してきてその途中での試合ですから

レギュラーたちが昨年の夏にやっていた
失うものが何もない挑戦のテニスができていたのでしょう

きちんと練習どおりの試合をすることができました
さすがにそれでも力及ばず負けてしまいましたが
本人たちにとってはある程度納得のいく試合だったと思います

逆に、今までチームを支えていた選手たちにとっては
つらい大会となりました

明らかにここまでのもっていき方が間違っていました
練習を過度にやりすぎて
かえってそれが選手への重圧となっていきました
不安だから練習する、それがまた新たな不安を生む

不安で不安で、1本のミスで崩れてしまう
そんな試合をさせてしまうような状況になったのは
指導者の責任が大きいと思います

「真面目が一番強い」とストイックに選手を追い込んで
本当の強さを身につけてやれなかったのかな、と思います

伸び伸びやるチームが多い中
うちで取り組んだテニスの意味は大きいと信じてはいますが
指導者としてはそのうえで勝たせてやる責任があったと思います

頑張らない選手が負けるのは自己責任ですが
頑張ってる選手が勝てないのは指導者が悪い

「勝たせてやる」というのも、思い上がった言い方ですが
やっぱり今、そのことを強く感じています


このブログも選手の力になっていたでしょうか?

顧問の思いをあまりにも語りすぎて
選手の重荷になってしまったんじゃないかと思います

もともとは、電話での部活の連絡が面倒だったので始めたブログですが
自分の考えをまとめたり、選手に伝えたり
練習や試合での感動をなんとか残したいと思ったり

いろんなことが出てきすぎて
各種連絡はどこへやら


もうすぐ大会は終わります
自分の中でもひとつケリがつく大会です


このブログの役割も考えないといけません