ソフトテニス部日記

最後は真面目が一番強い!

お疲れさま

2013-08-15 00:24:17 | 日記
3日間、朝から晩までおんなじ場所でテニスをするという
毎年のことだが
もうなんだか、訳が分からなくなりそうな3日間が終了した

絶対健康には良くないに違いない

が、選手たちはとても元気であった

やっぱり遠征という特別な空気の中で
仲間たちと一緒に頑張れるという体験は彼女たちにとって
とても楽しいことなのだろう

さて、3日間の結果は

3日間ともになんだか賞状らしきものをもらってきた
賞品の花火セットも3日間でとてもたくさんゲットさせていただいた

ただ、自分は全校集会で「危険な遊び、夜遊びはやめよう」なんて言ってる立場なので
この花火たちはどこにいったか
知らずに流すことにした(笑)

結果としてはこんな感じなのだが
選手たちはとてもよく頑張ったと思う

素人集団が強豪校の中に割り込んで勝負していくのはけっこう大変なことで

何しろ
「どう考えても、私たちより上手だ」と思われる選手がわんさかいるのだから
ついつい弱気になってしまうのも無理はない

その中で、何とか勝ちを拾った試合も多く
その点は高く評価できるものだ

しかし、東海圏のジュニアの充実というか裾野の広さは本当にすごい
今回の大会でも、小学生や1年生(ゼッケンの改訂で1年生はすぐわかってしまう)が
やたらたくさんいて、しかもその子たちが本当に上手

残してきたうちの1年生と頭の中で比較しても
「比較」?ってどこを比べりゃいいの?みたいな感じである(笑)

ほとんどの中学校の顧問の先生はこの状況を見るとやる気をなくしてしまうと思う
中学スタートで3年間で身につけさせたいゴールともいえる技術の先を
もう1年生がクリアしているのだから

でも、ものは考えようである
「絶対」ということはこの世にはあんまりない

頑張りがいがある世界であることは確かだ


さて、うちのチームの選手たち
強いチームと試合させていただいて
自分たちがこれから頑張らなければならないところがはっきりわかったのではないだろうか


今回の試合ではカットサーブはほとんど未完成以下のレベル
フラットサーブもほとんど入らず

前衛は基本の技術が全く定着しておらず
チャンスボールは、実は「ピンチ」状態
ボールが来たらびっくりする始末である

とにかく落ち着きがない態度での試合しかできない
とてもいい試合をしたと思えば、その次は話にならないひどい試合になったり

不安定この上ない

マイナスばかり書いているが
過去の経験から言って、今の状態のまま
まったく伸びずに終わってしまった選手は1人もいないし

逆に今これだけできていたら
かなりのレベルまで間違いなく成長できると思う

今のマイナスがきちんと克服できたら
かなりいい試合になる
そう思うと楽しいと思うのだがどうだろう


ただ、成長するだけではなく「ジャンプアップ」するかどうかは本人次第
一生懸命頑張ってたら成長はするが
「ジャンプアップ」するにはいろいろな要素が必要だと思える

他のプレーヤーから盗むこと、強気で集中するゾーンに入れること
そして「きっかけ」をつかむこと・・・


「一生懸命」はちょっと間違えると、ミスを怖がる消極的な弱気のテニスにつながる
「一生懸命」を明るさや、元気に変えて表現できるとその選手は強くなる
その教えは良くも悪くも旧チームの選手たちが残してくれたもの
いい方向に引き継ぐのが新チームの仕事だ



この3日間で、本当に伸びた子が多かった

特にBチーム
Bチームは2ペアしかおらず、団体形式では一つも負けられない中、
何とか3日間すべてのトーナメントで別会場を全勝で勝ち上がり、
本会場で他校のAチームとの対戦を勝ち取る中で
試合というものがかなりできるようになってきた
最終日は後衛の展開の意図がこちらにもわかるようになってきた

これもやっぱり「きっかけ」
強いチームと対戦することは何よりの成長のきっかけだ




閉鎖しようと思っていたこのブログも
こうしてやっぱり書いている

やっぱり頑張っている選手たちを思い浮かべると
なんか書こうかという気持ちになる

今日から2日間の夏休み
暇に任せてなんやかんや書いていこうと思う