主語廃止論の大御所・三上章の「ゾウは鼻が長い」。
今年僕が心不全で入院してたときに、補講の代わりに主語廃止論のレポートを書かせた手前、僕自身も読んどかないかんと思って古本で購入。古本ながら、送料込みで2,003円(新品で買っても税込で2,420円)というシロモノ。
今年僕が心不全で入院してたときに、補講の代わりに主語廃止論のレポートを書かせた手前、僕自身も読んどかないかんと思って古本で購入。古本ながら、送料込みで2,003円(新品で買っても税込で2,420円)というシロモノ。
僕の文章表現演習はテキストに本田勝一元朝日新聞記者の「日本語作文の基礎」をベースにしてるんだけど、小難しい文法論は扱わないようにしてて、日本語に必要なのは「主語−述語」ではなく「かかることばと受けることば」と単純化している。
この「日本語作文の基礎」でも「ゾウの鼻が長い」は「僕はウナギだ」「コンニャクは太らない」などの例文とともに紹介してあったけど、それこそ小難しいので少々はしょっていた。
しかし、オリジナルの「ゾウは鼻が長い」(初版はなんと僕が生まれる前の1960年発行、1964年に増補版、1969年に改訂増補版が出てて、買った本は2014年の第34刷。ちなみに著者の三上章は明治生まれで1971年に亡くなっている)は意外にも説明が丁寧でとても分かりやすい。
まあ、270ページもある本なんで、要約して紹介するには小難しくなってしまうんだろう。