神社はどこも夏の例祭の季節。
前回、筥崎宮に利休の石灯籠の撮影に伺ったときに、夏越祭などのときには回廊の内側をお参りできるという話を聞いたような気がしたので、昨日サンシャインプールの帰りに行ってみた。
参道には露天がズラリと並んでるけど、大半がテキ屋さんの放生会の時と違って、地元商店街が出店しているみたいで、手作り感があって価格も安め。
「これしたい、あれ食べたい」という息子をなだめ、まずはお参り。
茅(ち)の輪くぐりは長蛇の列。
ただ輪をくぐればいいのかと思っていたら、名前を書いた人形(ひとがた)の紙をもって茅の輪くぐり、左に廻ってまたくぐり、右に廻ってまたくぐり、左に廻ってまたくぐりと、計4回もくぐらなきゃならない。
一つの輪に1回目をくるぐ人、2回目をくぐる人…、と重なってしまうので、行列はいささか混乱状態になっていた。
んで、人形を納めて、いつもは賽銭箱で塞がれている楼門をくぐって回廊の内側にある拝殿前へ。
拝殿には神主さんが何人もいて、ちぎっては投げ状態でお祓いをしていく。
たぶん、これが「千人祓」というのだと思うんだけど、千人手当たり次第にお祓いするのでそう呼ばれるんじゃなかろうか。
お祓いが済むとお札を授かって退場、という感じで、奥にいって石燈籠を眺めたりという雰囲気じゃなかった(楼門の脇から見るよりはマシだったけど)。後でメモを見てみたら、「お正月、さつき大祭、放生会などの時には石燈籠を間近に見れる」と書いてあって、夏越祭は入ってなかった(状況からして“など”に入ってたのか入ってなかったのか…)。相変わらず思い込みの激しいヤツ。それでも、回廊の壁にある絵馬などはこういう機会じゃないと存在すら分からないのだ。
向かって右手の回廊の絵馬。馬の人形も祀ってある。 |
授かってしまったお札。こういうものは苦手なんだけど、授かってしまったからにはムゲにはできない。巫女さんに聞くと、玄関の内側に貼っておくのだとか。 |
帰りに露天で買ったかき氷100円也。+50円でミルクをつけようと思ったら、「ミルクはかけすぎてなくなっちゃいました~」とのこと。それにしても、キノコの如き盛り方。食べるのは大変だ。 |
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