今日、昼間にたまたま観たNHK BSの「決戦 大坂の陣」。
11:30からの2時間番組だったようで12時ごろから見始めたんだけど、最新のシミュレーションや海外取材を駆使した壮大な番組で、こんなものが作れるのはさすがNHK、こんなの作ってくれるんなら受信料払ってる甲斐があるという番組だった。
僕が観た範囲でざっと言うと、豊臣家の存続を願って家康と対峙する秀頼と一武将としてのヒーロー真田信繁の立場の違いを理解せず、同じレベルでこの戦いを考えるべきじゃないという内容。
⚫︎関ヶ原の戦いでは徳川軍を水で翻弄した真田父子が大坂でも(結果的に)その再戦。
⚫︎水責めの秀吉の息子・秀頼ならではの大坂城逆水責め作戦。
⚫︎かつて秀吉に水攻めを食らった毛利側の名誉挽回の堤防建築。
余談で言えば、忍城の水責めに失敗した石田三成を苗字とする九州大学社会文化研究院特別研究者・光成準治氏がゲスト解説で出ていたのも何かの縁かもしれない(冗談)。
観終わってから、あの番組は何だったんだろうとNHK+で探したら歴史探偵の「大坂の陣 真田信繁vs徳川家康」というのが出てきて、一応こちらも観たけど、これにはBSにも出ていた城郭考古学者・千田嘉博氏も登場し、VRを駆使した実写さながらの映像で楽しめた。
本日の教訓:歴史は普遍なものとは限らない。
※参照:12/30に再放送があるっぽいので、観てない方はぜひご覧いただきたい。 「決戦 大坂の陣」
歴史探偵の「大坂の陣 真田信繁vs徳川家康」(トップはその番組表画像より)
※参照:光成九州大学社会文化研究院特別研究者
歴史探偵の「大坂の陣 真田信繁vs徳川家康」(トップはその番組表画像より)
※参照:光成九州大学社会文化研究院特別研究者