なんとも表現しにくいんだけど、鴻臚館跡の平和台球場跡地部分の南半分の発掘調査が終了して、梅雨明け後には整備も終わって公開されるということだったので、行ってみた。
「鴻臚館って何?」という方はとっととお帰りくだ…いや、こちらをご参照ください。
なるほど、犬の散歩にぴったりの芝生広場ができあがっている。
広場の真ん中あたりには芝のないバンカーのようなところがあるので犬のトイレかと思ったら、案内板を見るとこれが北館と南館の間にあった堀(つーか谷?)の場所を示しているそうな。
アンツーカーの部分は日本最古のトイレの遺跡の位置と、館を囲む塀の場所を表しているらしい。柱の跡はアンツーカーの上に円が描いてある。
案内板にあった鴻臚館の平面図
正直、礎石が並んでたり掘立柱の跡を示す杭が打ってあったりする球場跡南側の鴻臚館展示館および周辺の復元状況と比べると、手を抜いてるな~という印象。
まあ、国の史跡なので、手を入れすぎるなという指導があったんだろう。
調査が済んだ遺跡は埋め戻されて、この下に眠ってる訳だしね。
いつになるのか知らないけど、現在も発掘調査中の球場跡北半分の調査が済めば、こちらは海側から見た(当時は福岡城のお堀のあたりから海岸になっていたらしい)鴻臚館の景観が復元される予定だそうな。
それにしても、この丸い球場跡の輪郭はいつまでこのままなんだろう。
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