眠り合宿

激闘の不眠不休3週間が終了し、その反動で、これまでにも増して眠り姫状態。
まずは土曜からのバンド合宿、寝過ごして集合場所の野河内渓谷のそうめん流し屋に30分遅れて到着。
そうめん流しなんて、所詮冷たい水とシチュエーションが全てだと思うが、その意味に於いてもここのは旨い。
遅れてきた者の定め、最初は底に沈んだ残り物をすくって啜っていたのだが、追加注文で湯がきたてを食べると、やっぱり旨い。
湯がきたての少し芯の残ったくらいのが最高だね。
惜しむらくは薬味。
ネギと練りわさびしかない。
〆はツユにゴマ油を垂らすという宇宙人M子の「次はマイ薬味を持参しましょう」という提案に一同うなずく。

合宿所での初日はひたすらリハビリと課題曲の把握。
ゲストドラマーが参加してれば、みんなプレッシャーを感じて少しは予習をしてくるのだが、今回は都合で参加できなかったため、予習する者など皆無。初日はリハビリに徹する。
夕方からは、恒例の“ゴムニク”バーベキュー。
前回は施設に数頭ヤギがいて、ゴムニクのもとはヤギではなかったのかという話だったのだが、今回ヤギはどこにも姿が見当たらず。
しかし、“ゴムニク”は健在。
前回は食う気まんまんのところに衝撃のゴムニクだっため完全に気概をそがれたが、今回は事前に分かってるだけに、ゴムニクを楽しもうという余裕すら漂っている。
しかし、食ってみればやはりゴムニクはゴムニク。
しまいには“ゴミ肉”呼ばわりされる始末で、噛み疲れ、飲み疲れのオイラは草っぱらに寝っころがって、また爆睡。
夜は部屋で焼酎を飲みながらくだらない話をしてるうちに、中学生の合宿よろしくトランプで盛り上がる連中を横目に11時頃には爆睡。
翌朝は7時起床で、研修施設らしく朝の集いとラジオ体操があるのだが、誰も起こしてくれないのをいいことに、またもやぶっちぎって爆睡してしまった。

この日は、件（くだん）の4トラックレコーダーで形だけはレコーディングしたのだが、まともだったのは、バンドメンバー以外の参加者で急遽思い立って加えた女性コーラスのみ。
おまけに帰ってミックスダウンしようと思ったら、入力レベルが異様に低くて（おんぼろレコーダーのメーターが壊れて動いてないと思ってたのだが、実はメーターが振れないほどレベルが低かったのかも）、ほとんど使い物にならないことが判明。あきらめて、とっとと寝てしまったのである。

月曜も引き続き1日睡魔との戦い。
翌火曜は病院で点滴を受けながら爆睡し、夜の宴会も後半は半寝状態。
オイラはいったいいつになったら覚醒するのだろう。