S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

秋の黄梅院

2011-11-17 15:17:30 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

    (門に続く道を越えると、利休作庭、”直中庭”が出迎えてくれる)

心地よい、ちょっぴり冷気を感じる秋に出迎えられた、11月16日、大徳寺、玉林院で恒例の茶会があり、寄せてもらう。

美味しいお茶と、美味しいお菓子に十分満足したはずなのに・・・・茶会の余韻にさそわれ、その足で、秋の一般公開中の”黄梅院”へ。

もう何年も前、紅葉が盛んな時に一度寄せてもらい、今回は2回目。

お庭は撮影OKで、一枚撮らせてもらう。

炉開きも終わり、本来、たっぷり沸かされたお釜から点ててもらうお茶が、うれしいはずなのに、11月にはいっても、暖かい毎日もしばしば。

それでも、けなげな紅葉は、少しずつ赤く染まり初めている。

この”黄梅院”は、当初は、織田信長が、父君、信秀の追善菩提の為に建立。

本能寺の変で、信長が急死すると、秀吉により、本堂&唐門が改装、改築をしたとされている。

後、秀吉は”総見院”を建立し、そこに信長を祀る。

本堂に向かう回廊からは、利休66歳の時の時に作られたという、苔が中心の芸術的な庭が広がり、これぞ日本の美と感じる。

イングリュシュガ-デンも良かったけれど、私はやはり、日本人。

日本人特有の、美意識に対するDNAが無意識に働き、なんだか心落ち着き、癒される。

庫裡(くり)という、禅僧の台所、居間、又、武野紹鴎好みの茶室も見学出来、興味深い。

以前はそんなに感じなかった事が、なんだか今回は感慨深い。

齢が大きくなったせい?

お茶をさらに愛するようなったせい?

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿