S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

利休忌 at 興臨院

2010-04-29 21:20:43 | 紅茶、茶道&マナ-のお話



前日の暴風雨がウソの様に晴れ渡った、快晴の28日、利休さんの月命日の供養が
大徳寺で行なわれました。

法要は、利休さんのお墓のある、”聚光院”で行なわれます。
そして、その他各塔頭でも、お茶席が設けられるのです。

”何時もお席入りまで、長い間待つしなぁ~~”・・・とつぶやきながらも、久しぶりの、すがすがしいお天気に誘われて、やはりお参りしました。

待つことを覚悟で行きましたのに、午後と言うこともありで、すぐにお茶席に通していただきました。
お邪魔したのは、”興臨院”。

お席のしつらえで印象的だったのは・・・真鋳と言われていましたが、金色に輝く、皆具です。
待合も、金地に”青山緑水”と書かれた即中斎のお軸です。

ご存知の様に利休さんの自刃の一つの理由は、秀吉との価値観の違いにあると言われています。
価値観といえば、秀吉は金の陣羽織を愛し、茶筅意外は、金で出来た茶道具を用い、金の茶室で
お茶を楽しんだと言います。
それに反し、利休さんは、シンプルで、真摯な茶道感を持っていたそうです。

一輪の”白花延齢草”が、床の間を演出し、大寄せには珍しく、落ち着いた雰囲気でお茶を頂く事が出来、幸せでした。




   (青楓がきれいな興臨院の庭)

次に寄せていただいたのは、”三玄院”。
利休も織部も、ここの春屋宗園に禅を学んだとされるお寺です。

”興臨院”の余韻を残し楽しみに寄せて頂いたのですが。。。。

亭主の方のお話が、その場の雰囲気とは逆らいで・・・・・。
少々の残念!!・・・でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿