"秋の夜の露をば露と置きながら雁の涙や野辺を染むらん”
まぁ~なんと綺麗な詩でしょう!!
雁の涙で木々が美しく色ずくなんて!!
昨今は、10月も半ばなのに、なんと暖かい(暑い)。
そして、怖い!
こんな詩の様に、雁の涙の一滴~~で秋の景色になる事を願うばかり。
今月は神無月。
そして、茶の世界では、名残月。
名残というのは、茶がだんだんなくなって来ると言う意味と、半年使った風炉との別れであるという意味。
又、逝く秋をしみじみ思う月でもあるので、侘びさびを一層感じ心が落ち着く月でもある。
(昨今の暑さでは、ほど遠いが)
先週のお茶のお稽古は、四ケ伝の唐物。
二種の主菓子、一種の水菓子が約束。
一種は購入(右側)、一種は手作りで”松風”。
黒砂糖、小麦粉がベース。中は松の実、大徳寺納豆を入れる。
味が深み、美味しい!!
雁の涙が少しずつ落ち、早く秋色に染まりますように!。
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