S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

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織田有楽斎と”如庵”

2022-03-24 17:42:25 | 紅茶、茶道&マナ-のお話
連休の一日、主人の実家、豊橋での法事の帰り、織田有楽斎の茶室”如庵”がある犬山に立ち寄った。
少し気にしていた処なので、実現し嬉しい。



 
 豊橋を出発したのは、午後をだいぶ回っていたので、その日は犬山のホテルに一泊。
新しいホテルで、レセプションはすべてタッチパネル。
時代は進んでいるんだと少々(*_*)。
 
事前の問い合わせによると、10時半より館内の説明があるとの事でハプニングもあったけれど、何とかその時間に到着。
如庵があるのは、長良川沿いにある広大な庭園の一角。
庭園内には、外資系のホテルインディゴ犬山有楽苑もある。
車も無料で止められる(^^♪。

ご存知の様に、有楽は織田信長の弟で12番目の子供との事。
本能寺の変の後は、秀吉のお伽衆(おとぎしゅう)として秀吉の側近となり、主に淀君の後見役を務めた。
冬の陣では中心的な武将、しかし、夏の陣ではどちらにも味方せず、隠棲。
京都建仁寺に正伝院建て、僧になった。
その正伝院に作られたのが、”如庵”。
明治以降、三井家にも渡ったが後、生まれ故郷に帰り、犬山に移築されたと言う。
茶室内の見学は予約が要るとの事だけど、茶室の窓は開けられおり、中の様子も良く見える。
二畳半の台目で床わきに鱗板を入れている。腰貼りは古い暦が貼られており天窓もついていた。
案内の人は、有楽はキリシタン大名だったので、如庵はジョアンから来ていると言われたが本当だろうか?
如庵の前には加藤清正が朝鮮より持ち帰り、秀吉に献上したと言う大きな石が蹲として置かれていた。

広い庭をみて回ったあとは、弘庵と言う茶室でお茶とお菓子を頂く。
床の間には、藪椿と日向みずきが生けられいた。

軸は方南。

 庭に咲いていた河津桜と”袖隠し”と言う個性的な名前の椿。




疲れたので、インディゴホテルに行ってみる。
ロビ-からは広大な景色と犬山城が楽しめる。
せっかくだからと犬山城にも行ってみたけれど、人人又人。
待ち時間も相当で、天守閣に上るのは残念。城下町の古い町並みを少し歩いたけれど、ここも人人。
人が多いのは敬遠。有楽苑の余韻を楽しみながら帰路に就く。

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