小春日和の12月1日(月)、昨年に引き続き、北野天満宮の献茶祭に参列しました。今年は、裏千家が献茶。
昨年は全部のお席に行けなかったので、今年は!と、メンバ-の方2人と私・・・朝8時の待ち合わせで臨みました。
しかし・・・・なんとなく人が多い。
ななぁ~~~んと、境内の明月舎のお席は、早朝7時半よりお釜が掛かっていたとか!! もう、驚きです。
兎にも角にも、本殿の席より、スタ-ト。
のち、10時から、献茶が始まったので、参列。
お家元、鵬雲斎大宗匠、お二人の献茶で約1時間程かかる。
お腹も減っていたのだけれど、”上七軒歌舞練場”の立礼席に参加する事にする。
しかし・・・なんと、約40分の待ち。
外はぽかぽか天気。青い空を見ながら、外の待合で腰をかける。
そして、・・・ようやく席入りが始まる。
私達、控え目メンバ-(?)は最後の列に。
でも・・・・ここで、驚き!!
なんと! 座忘斎宗匠と、奥様、子供さん達がお見えになり、宗匠のご尊顔を約1メ-トルの近さで見たのです。
TVでの拝見は何度かですが、素顔は初めて。
色艶のよい、温厚なお顔立ちで、にこやかにこちらを見られる。
私&メンバ-はまるで、宗匠と知り合いの如く、にニコニコとし、お辞儀をする。
興奮していると、宗匠「そんなに見ておられると、転ぶますよ・・(確かこんな風におっしゃられた)」
うわっ、嬉!。
宗匠&ご家族と同席なのです。
着飾った、芸子さんのお点前、舞妓さん、芸子さんの点てだしで、とっても華やいだお席。
献茶祭参列時、宮司さんが、参列者に対しお祓いをされたので、きっと御利益があったのだと思います。
お蕎麦を頂き、明月舎のお席、その他、いろいろこなし、4時過ぎまで居ました。
さすが、社中の多い裏千家、参列者は1,200人だったそうです。
初代、宮川寒薙の釜、ノンコウの黒楽、桃山時代の黄瀬戸も拝見し、お家元にも会え、心身ともに充電の一日でした。
本当上七軒では感激でしたね
そういう機会なんてまず恵まれないでしょうし、座忘斎宗匠のにこやかで自然な立ち振る舞いは、学ぶことが多かったです
来年は武者小路さんの順番ですね
また参加してみたいと思います