S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

川喜多半泥子展

2015-04-08 21:27:40 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

吐く息は白く、手は冷たく、昨日はまるで冬でした。

そんな寒い日、半泥子の作品を見るため、大阪あべのハルカス美術館迄行ってきました。

たまに茶席で、半泥子の茶碗を見ることがありで、一度作品を見てみたいと思っていたのです。

陶芸だけと思っていたけれど、書、絵画、文筆・・・・多才です。

生まれは1878年。

実家は津市の実業家で江戸時代から続く木綿問屋であったけれど、半泥子の頃には銀行経営をしていたという。

やはり裕福な環境が多才に磨きをかけていったのでしょう。

水差し、茶碗は古田織部的で、土の持つ味を存分に表現している。

ごつごつして、分厚つくどこか歪んだ感じ。

作陶への情熱でしょうか。

半泥子・・・・・個性的な名前だと思っていたが、36歳の時、大徳寺黄梅院の住職の勧めにより、半泥子という号を使うようになったと記されている。

覚えているだけだと・・・・・

藤島武二の絵画、利休手作り竹花入れ、古万古焼、人間国宝の、三輪休雪、金重陶陽、荒川豊蔵の作品も展示されている。

美術館は16階。

せっかく来たからと60階まで上がってみる。

実は高度恐怖症だけど、周りがガラスで囲まれており、広く、300メ-トルに居るなんであまり感じない。

大阪はなんだか遠く感じていたけれど、美術館のある天王寺からはるかに乗れば、1時間あまりで自宅に到着できる。

興味のあるみなさん、是非行ってみてください。

 


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