team Ken's

チームケンズの活動記録です。

ツールドおきなわ2018

2018-11-11 23:42:08 | 2018 大会レポート

2018年11月11日 沖縄県国頭~名護で行われた「ツールドおきなわ」にチームから真田、三木の2名が参戦しました。

市民140キロに初参加でありました。以下、三木のレースレポートです。


11月10日、8時半に真田さんの車で家を出発。広島空港に向けて早めの移動。空港には9時過ぎには到着。那覇行きの飛行機は11時35分発なのでかなりの時間があるので空港内のカフェでコーヒーを飲みながら時間つぶし。やや緊張気味です。雑談している間に西島さんよりラインに着信あり。「空港に着きましたか?どこにいますか?」空港内でコーヒー飲んで時間つぶししている事返信。その後写真の送信あり。平井さんの写真、どこだろう?まさか、、、空港。そうこうしている間にカフェから見えるエスカレーターに黄色いジャージを着たグループ発見。やっぱり、見送りに来てくれたんだ!と思いうれしく思う。カフェの前でしばし話をして激励される。応援メンバーは西嶋さん、平井さん、市川さん、恵さん、村上さん、前迫さん。とてもうれしい反面やや頑張らないととプレッシャー!出発直前まで激励受けて沖縄へ出発。

飛行機内ではリラックス。那覇に到着時は暑くはないはやや気温・湿度高め。空港内の食堂で早速食事、ソーキそばをいただいて沖縄気分。真田さんに手配してもらっていたレンタカー(かなりの年代物のステップワゴンだったかな)で名護まで約1時間で移動。途中、真田さんおすすめの道の駅でモズクの天ぷら、サーターアンダギーを買い食い。名護漁港が駐車場として開放されておりすでに多くの車が停まっている状態。隅の空いているスペースに車を停め国頭の宿まで自走するため自転車を組み立て。この時、真田さんのタイヤに空気を入れている際になぜか空気が漏れてしまいチューブレスタイヤのビードが落ちてしまうハプニング発生。受付会場にIRCのブースがありそこで対処してもらい何とか復旧、事なきを得ました。この時すでに5時前だったかな?国頭の宿に向けて自走で出発。だんだんと日は沈み暗くなる中国頭まで到着、宿に行く前に食堂(浜風)にて夕食。自分は験を担いでカツ丼、真田さんはステーキ!食後はコンビニに寄って明日の朝食やボトル用の水分を購入し宿までむかいます。そこから宿までがまあまあのヒルクライム、着替えや補給食などの荷物を背負って200m以上の高低差を上りました。ゆっくり上ったとは言え荷物の重量とまずまずの斜度に汗をかきながらの宿到着。到着後はゼッケンと計測チップを自転車に取り付けたり明日の着替えや補給食の確認などを行ったり早めに入浴して就寝。因みに今回の宿の与那覇岳、なかなかのレトロ感満載の宿でした。

11月11日当日、朝5時過ぎに起床して準備して宿を6時半には出発したかな?この辺は記憶があいまい。スタート地点にはすでにパラパラと参加者が集まっており自転車が並べられている状態、自分たちは大体50番手ぐらいの位置に自転車を並べる。スタートまで2時間以上時間があるので少しずつ補給を取りながら時間つぶし。少しアップがてらにコースを走ってトイレに行ったりして過ごしていました。そうこうしていると、他の参加者がざわついてヘリの音が聞こえてきたので210キロの集団が近づいていることがわかりました。コース沿いに行き210キロの選手が通り過ぎるのを観戦し、その後またまったり過ごしていると急に周りの選手が並べてある自転車に向かって移動を始めたので自分もそれに合わせて自転車の所に移動。するとそのままスタート地点に向かって一斉に移動開始。何もアナウンスが無いので気付かない人やトイレに行っている人は並べた自転車がその場に置かれたままでどんどん追い越されていく状態。これは危ない、折角早く並べておいてもここで追い越されては意味がない。スタートまでは30分以上時間があったので自分も油断していました。何とかそれほどロスすることなくス本来のスタート地点まで移動。さらに10分ほどスタートまで待ちます。その間、市民210キロの選手が通りすぎていきます。ここで朗報、140キロのスタートが5分切り上げで9時15分に変更とのアナウンスあり。緊張とともに気合を入れなおします。そして、スタート。思っていたよりスタート自体の混乱はなかったのですが、やはり皆が前へ上がりたい心理のせいか集団内で活発に上がり下がりが繰り返される状態。そしてスタートして数百メートルで少し前方から勢いのいいパンク音が聞こえたと同時に落車の声が上がります。数メートル前で1名が道路の中央で滑りながら落車しているのが見えましたがここは危なげなく回避できました。その後の普久川ダムの登り口までの数キロの間は道幅が狭くなったり誰かがブレーキをかけたりする度に減速、そして再加速を幾度となく繰り返します。40キロ以上になったと思えば数百メートルで30キロほどまで減速。さらにトンネルが2カ所あり落車には気を使いました。そして普久川の上り、鋭角に曲がった後に徐々に斜度が上がっていきます。周りもだんだんと選手の密度が下がってきて最初の篩がかかります。ここで遅れてはいけないと思い、やや足を使いながら集団についていくことを心掛けました。コースは初めてだったが高低差と距離は分かっていたのでコースを知らないことはそれほどのハンデにはなりませんでした。登り切ってから少しアップダウンをこなし下りに入っていきます。最初の下りということもありここは慎重に周りの様子を見ながら下っていきます。ここでも数名落車があったようです。

下りきってから左折、ここからのアップダウンはまずまずのペースで数名の集団でこなしていきます。そのうち後ろから追いついてきた人などを含め大体3040名ぐらいの集団になっていたと思います。自分は常に前方に位置していたので後方がどのくらいの人数いたのか正確には分かりませんでした。奥の上りの入ってからも遅れる人と淡々とこなす人に分かれます。坂ですがそこまでしんどい印象はなかった気がします。その後の平坦区間では4045キロで集団は巡航していきますが集団内にいればほとんどパワーを使うことなくやり過ごせます。しかしこの集団がだんだんを膨れ上がりいつの間にか数十名の大集団に。序文は前方に居たのでローテに加わりながら回していきますがなかなかうまく回らず。中切れしたり先頭でお見合いしたりでスピードが不安定。「こんだけ人数がいるんだから回していけよ!」と怒号が飛んだりします。自分が引いても先頭3名だけになって、後ろがついてこなかったりでなかなか手間取りました。そんなこんなしてたら2回目の普久川ダムの上りに突入。ここで気が付く、足に疲労がありふくらはぎが攣りそうな感じ。気温が高いので水分補給が足りてなかったのか?エナジージェル入りのドリンクを気が付いたときに摂るようにはしていたのですが。この上りでは付いていくのがやっと、やや遅れながら頂上を通過し何とか集団復帰。最初のボトルの補給を受けます。2回目の下りは更に落車している人が多かった気がします。慎重に下っていきます。下って右折後すぐに始まる上りでダメでした、完全に集団から切れてしまいました。ここからは同じカテゴリーの選手数名と市民100キロの選手など何名かと引っ付いたり離れたりを繰り返しながらアップダウンをこなす状態。完全にペースダウン。

後半に行くにつれ足の攣りが気になり始め上りではパワーが出ない状態。とにかく目の前の他の選手についていくことを考えました。海沿いの出ると単独走行に。前方数百メートルの所に小さな集団とその後ろに2名が走っているのが見えました。2名のほうはそれほどスピードが出ておらジワジワと追いついて付き位置で休憩。しばらく休ませてもらってから先頭を引きます。しかしその後の羽地ダムでは完全に足が止まってしまいました。トンネル超えてからのダムまでの上りは蛇行しようかと思うぐらい。ここにきて空腹感も感じ始める状態、ハンガーノックか?背中のジェルで補給するが一向に回復せず。そうこうしているうちに黄色いゼッケンの140㎞の集団に追い越されていきます。なんとその中に真田さんを発見。こんなところで合流とは、まさか追いつかれるとはと思っていたので少し動揺しましたが切り替えて必死でついていきます。なぜかここから気合が入ったのかペースアップ。ダムからの下りに2人そろって入っていきます。

下りきってから名護市街地までの数キロは集団内でおとなしく過ごしていましたが足はいつ攣ってもおかしくない状態。最後の坂、イオン坂に差し掛かった時に隣の真田さんから「横にずれて」とコースを開けるよう言われたので横にずれるとスルスルと前に出てしまう。こんなにペースが遅いなら今のうちに飛び出して勝負してもいいんじゃないかと思いそのまま加速して坂を駆け上がる。この時右足全体が痙攣していたが、出発前に見送りに来てくれたメンバーの顔が目の前に浮かんぶ。ここはやるしかない、何としても足の痙攣を抑えきると気合を込めて踏めました。下りに入ってから後ろを振り返ると少し後方の意真田さんが来てくれていた。このまま1人では無理そうだったので先頭交代。しかし他の選手がローテの入らず、真田さんと話して後方に下がることに。集団内に戻ってゴール前数キロまでけん制状態で進行。残りのキロ数を表示した看板があるのでそれを確認しながら様子見。しかしこのまま走っていても今の足がない自分がゴールスプリントでは勝負にならないしこの集団内でのトップをとっても順位やタイムに大きな違いはないと考え早めに仕掛けて飛び出そうと考えました。せっかくなら見せ場を作っておこうかと。。。残り1キロの看板を通過したところで飛び出し先行。しかし足が全くない、残り500mで完全に終了、あっという間に集団に飲み込まれて最後尾あたりでゴール。でも出し切りました。

ゴール後は完全に脱水なのかハンガーノックなのかめまいと吐き気に襲われる。フラフラ状態で記念撮影と完走記録・手荷物の受け取りをこなしながらシークァーサージュースで水分補給。自転車をレンタカーに仕舞ったあたりでやっと少しずつ回復。その後は会場内の無料食べ放題飲み放題のジュース・おでん・モズク・豚の丸焼き等で回復。ビールや泡盛の飲み放題があったので飲みたかったが夜まで我慢。表彰式を少し見てから会場を後に。名護市内の宿にチェックイン後シャワーを浴びてから近くの居酒屋で完走打ち上げ!このビールが最高に旨かったです。

翌日は折角なので早朝サイクリングで今帰仁村の古宇利大橋と今帰仁城跡へ。午後にはお土産を物色しながら空港へ。

沖縄を満喫した3日間でした。また来年、もう1度チャレンジしてみるかな。


レースリザルト

       順位   Time     平均速度

真田祐治  130位  4:30:59.915   30.99

三木尚樹  138位  4:31:04.450   30.98

出走数:387名 完走数:243名 (完走率62.8%)


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