くるりんの日記

私の日々の出来事で印象に残ったこと、思ったことを日記にしてみました。

2012年 正倉院展

2012年10月28日 | 美術館・博物館
今日は先日I様からいただいた入場券で第64回正倉院展に行ってきました。期間は10月27日~11月12日までの約2週間です。ここ数年は正倉院展に毎年行っています。
今年は朝一番に博物館前に到着するのは難しく、奈良国立博物館に到着した時は午前9時半頃でした。例年より並んでいる人が少ないのに驚きました。公開3日目と早めの日程であることと平日ということもあるかもしれません。でも知り合いのKさんによると、初日の土曜日の午後3時頃に行くと全く並ぶ必要がなかったそうです。今年は人出が少ないのかな?
10分ほど並んだだけでスムーズに入場することができました。音声ガイドを借りて中を回りました。
例年のごとく、他のものまで一つ一つ見ていると途中で疲れてしまうので、音声ガイドの展示品21点のみを中心に見てまわりました。それでも時間は結構かかりました。約2時間くらいかかったでしょうか。

今年も目玉展示品はいろいろありました。
印象に残っているのは何と言っても

◆「瑠璃杯(るりのつき)」
 一番前列での鑑賞用と2列目より後ろでの鑑賞用の2に分けられています。
 勿論私は最前列で見ました。待ち時間は10分ほどだったでしょうか。
 コバルトブルーのうっとりするような色の杯。
 表麺に22個の輪の形をした飾りが付いています。
 取っ手には金属が使われています。どんな飲み物を飲んだのでしょうか。
 サイズは小さいものですよ。


◆「木画紫檀双六局(もくがしたんすごろくきょく
 聖武天皇が使ったすごろくのゲーム盤です。
 「すごろく」と言っても今の時代にお正月でするような「絵すごろく」ではなく、
 賭博の一種だったようです(バックギャモンの和名と言われています)。
 筒の中でサイコロを振って投げるようで、賭け事のために一時期は禁止になったことも
 あるようです。
 天皇が愛用していただけに、側面の鳥や草、上面の三日月など模様がとても美しいです。
 なんて贅沢なもので遊んでいたんでしょう・・・。
 今回はガラスのコマや象牙のサイコロも展示されていました。

◆螺鈿紫檀琵琶(らでんしたんのびわ)
 きれいではあったけれど、2年前の琵琶にはかないません・・・というのが私の感想です。
 今年の琵琶は裏麺は螺鈿が美しいですが、表面がかなり傷んでいて残念でした。
 また象牙のバチ(紅牙撥鏤撥)も出品されていましたが、肉眼では模様が・・・。


そのあと、順番は逆になりましたが、博物館で今回の展示物の見どころの講演を聞きましたが、結構歩いたあとで一瞬意識が遠のいていることが時々ありました(汗)。
ゆっくり見てまわり、奈良公園をあとにしました。本当は普段は拝観できない興福寺の仮金堂の特別展示を見たかったのですが、欲張り過ぎると疲れそうだったでまたの機会にいすることにして、帰途に付きました。

阪急百貨店オープンとWindows8

2012年10月26日 | 行事
阪急百貨店うめだが25日に改装オープンをしました。「劇場型百貨店」をテーマにしています。象徴が9階の祝祭広場です。
私は今日は午前のみ大阪で仕事。帰りに立ち寄りました。土・日だときっと混雑するだろうと思い、今日チラッ!と見てきました。
きれいになりましたねぇ~。従来の百貨店とちょっと違うなぁという感を受けました。ショッピングはさておき、さっそく9階の祝祭広場に行きました。広場を囲むように階段状に観客席があります。ちょうど今日は大道芸が始まるところでした。どこからきたの?っていうちょっと変わった太めの外国人のマジックでしたが、ものすごい大阪弁・オヤジギャグの連発で笑ってしまいました。今日はこの9階だけ見てからヨドバシに立ち寄って帰りました。
左上の写真は、朝の通勤途中に撮影したので人も少なめです。残り3枚は帰りに立ち寄り撮影しました。

 
 


そのあとヨドバシ梅田へ。今日からWindows8が発売です。さっそく触ってきました。今日行って正解でした。
平日ということもあるのでしょうか。じっくりとさわらせてもらいました。

神戸市中央区の「かもめん」

2012年10月25日 | 友人
神戸市中央区のキャラクターマスコットが決まりました。名前は「かもめん」です。
港にいるカモメです。 
船に乗って外国に行くのが夢。
頭のうえには水兵さんの帽子替わりに海洋博物館と市章山、イカリ山が乗っています。風見鶏ピンががおしゃれの証。
坂が多い中央区を歩き回るために、スニーカーを履いています。そのスニーカーには神戸市の市章が・・・。
名前は「かもめん」です。よろしく!!

実はこのキャラクターをデザインしたイラストレーターの女性は私の知り合いの娘さん(神戸生まれで大阪在住)です。
ちょうどテレビでも放映されたとのことで、連絡をいただきました。
テレビではかもめんは胸に名札もつけていました(このイラストではつけてないですが)。
神戸に住んでいる人、住んでいない人も見てネ!!

この文字をクリックすると動画を見れます。見てね!


この動画いつまで見れるでしょう。作者も一緒に並んで出ていますよ~。

谷崎潤一郎記念館文学館講座

2012年10月25日 | 講演会等
毎月最終週の木曜日に開催される谷崎潤一郎記念館の文学館講座「作家柳谷郁子が語る~名作の愉しみ~」にでかけました。10時半からなので、武庫川のコスモス畑から帰ってしばらくしてからでかけました。今日で3回目です。
「名短編、ここにあり」より今日は「山口 瞳」の「穴―考える人たち」でした。ちょっと変わった話です。
本当に人の話を聞くってとても楽しいです。自分では気がつかないような本の読み方などなどとても参考になりおもしろいです。
「山口 瞳」というと「男性自身」シリーズで有名です。また、むか~しのサントリーの「トリスを飲んでHawaiiへ行こう!」なんてコピーも代表作です。キャッチフレーズもありました。若い頃は「結婚しません」「新入社員諸君!」「愛ってなに?」なぢなどよく読んだ作家の一人です。
お話する柳谷先生の声がとても気持ち良くて・・・おだやか~にお話しするだけなのに、「あの~」が多いんですがそれなのにとても魅力があります。また、他の話題も出てきたりで私にとっては現実を離れた至福のひと時です。今日の参加者は私を含めて5名というこじんまりとした集まりです。来月の作家は私は読んだことのない作家です。それだけに来たいなぁと思うのですが、来れるかしら?

12時に終わって解散。
ちょうど今、記念館では2012年度秋の特別展「陰翳礼讃(いんれいらいさん)」の開催中です。潤一郎愛用の三味線、松子夫人愛用の琴、和田三造画の「春琴抄」などいろいろな展示物をゆっくりと見て回りました。谷崎潤一郎・・・女性関係ではいろいろあり最後の松子夫人は3人目の奥様でした。確かに若い頃の谷崎は写真をみると本当にハンサムです。きっともてたんだろうなぁなどと思いました。

そのあと、久しぶりに美容院に立ち寄り、ヘナ染めをして家に帰ったらもう午後4時頃でした。
アッという間に終わった1日でした。
家のこと何もできなかった・・・というよりしなかったですねぇ。
仕事も主婦業もお休みの1日でした。