今日は先日I様からいただいた入場券で第64回正倉院展に行ってきました。期間は10月27日~11月12日までの約2週間です。ここ数年は正倉院展に毎年行っています。
今年は朝一番に博物館前に到着するのは難しく、奈良国立博物館に到着した時は午前9時半頃でした。例年より並んでいる人が少ないのに驚きました。公開3日目と早めの日程であることと平日ということもあるかもしれません。でも知り合いのKさんによると、初日の土曜日の午後3時頃に行くと全く並ぶ必要がなかったそうです。今年は人出が少ないのかな?
10分ほど並んだだけでスムーズに入場することができました。音声ガイドを借りて中を回りました。
例年のごとく、他のものまで一つ一つ見ていると途中で疲れてしまうので、音声ガイドの展示品21点のみを中心に見てまわりました。それでも時間は結構かかりました。約2時間くらいかかったでしょうか。
今年も目玉展示品はいろいろありました。
印象に残っているのは何と言っても
◆「瑠璃杯(るりのつき)」
一番前列での鑑賞用と2列目より後ろでの鑑賞用の2に分けられています。
勿論私は最前列で見ました。待ち時間は10分ほどだったでしょうか。
コバルトブルーのうっとりするような色の杯。
表麺に22個の輪の形をした飾りが付いています。
取っ手には金属が使われています。どんな飲み物を飲んだのでしょうか。
サイズは小さいものですよ。
◆「木画紫檀双六局(もくがしたんすごろくきょく)
聖武天皇が使ったすごろくのゲーム盤です。
「すごろく」と言っても今の時代にお正月でするような「絵すごろく」ではなく、
賭博の一種だったようです(バックギャモンの和名と言われています)。
筒の中でサイコロを振って投げるようで、賭け事のために一時期は禁止になったことも
あるようです。
天皇が愛用していただけに、側面の鳥や草、上面の三日月など模様がとても美しいです。
なんて贅沢なもので遊んでいたんでしょう・・・。
今回はガラスのコマや象牙のサイコロも展示されていました。
◆螺鈿紫檀琵琶(らでんしたんのびわ)
きれいではあったけれど、2年前の琵琶にはかないません・・・というのが私の感想です。
今年の琵琶は裏麺は螺鈿が美しいですが、表面がかなり傷んでいて残念でした。
また象牙のバチ(紅牙撥鏤撥)も出品されていましたが、肉眼では模様が・・・。
そのあと、順番は逆になりましたが、博物館で今回の展示物の見どころの講演を聞きましたが、結構歩いたあとで一瞬意識が遠のいていることが時々ありました(汗)。
ゆっくり見てまわり、奈良公園をあとにしました。本当は普段は拝観できない興福寺の仮金堂の特別展示を見たかったのですが、欲張り過ぎると疲れそうだったでまたの機会にいすることにして、帰途に付きました。
今年は朝一番に博物館前に到着するのは難しく、奈良国立博物館に到着した時は午前9時半頃でした。例年より並んでいる人が少ないのに驚きました。公開3日目と早めの日程であることと平日ということもあるかもしれません。でも知り合いのKさんによると、初日の土曜日の午後3時頃に行くと全く並ぶ必要がなかったそうです。今年は人出が少ないのかな?
10分ほど並んだだけでスムーズに入場することができました。音声ガイドを借りて中を回りました。
例年のごとく、他のものまで一つ一つ見ていると途中で疲れてしまうので、音声ガイドの展示品21点のみを中心に見てまわりました。それでも時間は結構かかりました。約2時間くらいかかったでしょうか。
今年も目玉展示品はいろいろありました。
印象に残っているのは何と言っても
◆「瑠璃杯(るりのつき)」
一番前列での鑑賞用と2列目より後ろでの鑑賞用の2に分けられています。
勿論私は最前列で見ました。待ち時間は10分ほどだったでしょうか。
コバルトブルーのうっとりするような色の杯。
表麺に22個の輪の形をした飾りが付いています。
取っ手には金属が使われています。どんな飲み物を飲んだのでしょうか。
サイズは小さいものですよ。
◆「木画紫檀双六局(もくがしたんすごろくきょく)
聖武天皇が使ったすごろくのゲーム盤です。
「すごろく」と言っても今の時代にお正月でするような「絵すごろく」ではなく、
賭博の一種だったようです(バックギャモンの和名と言われています)。
筒の中でサイコロを振って投げるようで、賭け事のために一時期は禁止になったことも
あるようです。
天皇が愛用していただけに、側面の鳥や草、上面の三日月など模様がとても美しいです。
なんて贅沢なもので遊んでいたんでしょう・・・。
今回はガラスのコマや象牙のサイコロも展示されていました。
◆螺鈿紫檀琵琶(らでんしたんのびわ)
きれいではあったけれど、2年前の琵琶にはかないません・・・というのが私の感想です。
今年の琵琶は裏麺は螺鈿が美しいですが、表面がかなり傷んでいて残念でした。
また象牙のバチ(紅牙撥鏤撥)も出品されていましたが、肉眼では模様が・・・。
そのあと、順番は逆になりましたが、博物館で今回の展示物の見どころの講演を聞きましたが、結構歩いたあとで一瞬意識が遠のいていることが時々ありました(汗)。
ゆっくり見てまわり、奈良公園をあとにしました。本当は普段は拝観できない興福寺の仮金堂の特別展示を見たかったのですが、欲張り過ぎると疲れそうだったでまたの機会にいすることにして、帰途に付きました。