今日、奈良へでかけました。目的は平城京跡ではなく、国立博物館で開催されている「大遣唐使展」です。久しぶりにJRの「奈良万葉きっぷ」ででかけました。往復JRと奈良交通のバスもセットでお安くなっています。国立博物館入館も勿論、割引チケットを活用しました。
混んでいるだろうと覚悟して行ったのですが、意外や意外!人が少なくゆっくりと見てまわることができました。勿論いつものごとく音声ガイドを借りてまわりました。今回の音声ガイドのナレーターは俳優の「高橋克典」さんです。
今回初めて日本で公開される作品もたくさんあり、とても素晴らしく、行ってよかったと思いました。印象に残った作品。
・観音菩薩立像&聖観音菩薩立像
観音菩薩は米国ペンシルバニアから日本初公開、聖観音菩薩は薬師寺の本尊です。
入り口入ったとたんに2体が並んでいる姿はすばらしかったです。
私個人としては、観音菩薩の方が好きですね。
・吉備大臣入唐絵巻(ボストン美術館)
入唐と書いて「にっとう」と読むんですね。
絵巻の物語、おもしろかったです。東新館と本館の間のところで、ビデオ風にも
絵巻全体を見ることができます。吉備大臣が難題をふきかけられながらも、
知恵と赤鬼となった阿倍仲麻呂の助けにより解決していきます。昔の物語です。
・刺繍釈迦如来説法図
中央に座る釈迦の周りに仏・菩薩などが座っています。
釈迦の母が死後住む浄土で母に対して仏法を説いているのだそうです。
ゆっくりまわって外へ出るとお昼でした。
今日は人出が少ないせいでしょうか。奈良公園の鹿も元気で観光客に愛嬌を振りまいていました。お昼を食べて、バスで薬師寺と唐招提寺に向かいました。