つらつら日暮らし

無間地獄(仏教中世なぞなぞ集28)

前回】の答えですが、問1:こそく(古則)。問2:あまがいる(雨蛙)。問3:おこしごめ。以上です。どうでしたか?解けましたか?

さて、鈴木棠三氏編『中世なぞなぞ集』(岩波文庫)を入手したので、それから適宜「仏教に関わるなぞなぞ」を採り上げて、見ていきたいと思います。なお、解答については、もしコメント欄で正解をお寄せいただいた場合には、正答と申し上げますし、コメント投稿が無い、もしくは正解者がいない場合には、次回連載記事に掲載しますので、挑戦してみてください。

記事は、「問い」と、編者の鈴木氏による解説を部分的に紹介(全てを紹介すると、分かっちゃうのでそれはしません)し、後は拙僧自身のヒントを掲載したいと思います。解説やヒントを見たくない人のために、反転文字(反転文字←読みたい人は、空白の部分をマウスで範囲指定してください)にしておきます(携帯電話には未対応です)。

今日は連載28回目です。

問1:むげんぢごく

解説:無間地獄は、阿鼻(八大地獄の第八)。

ヒント:答えですが、地獄という場所というのは、苦しいわけですが、そればかりだということです。ただし、答えは、便利な道具ですね。

問2:弥八がしゞのつめたさよ

解説:しゞは指似、陰茎。

ヒント:答えですが、弥八は「やとはち」で十六。「しゞ」は四四で十六。十六が複数あり、しかも、「つめたさ」を「寒」と採れば・・・

問3:とがしの入道

解説:謡曲『安宅』の富樫左衞門を連想するが、左衛門は入道ではない。それを承知でわざとこのような設問をしたもの。解、富樫に咎められた弁慶は義経を打擲する、それから●●を導く。入道は●●。

ヒント:答えですが、或る根菜類を細かく切って、擂り粉木などで砕いて、酢や醤油で味付けした料理とのこと。

ということで、毎回3問くらい出していこうと思いますけど、是非是非頭をフル回転してみてください。今時の「クイズ」とも違うので難しいと思いますけど、これはこれで楽しいですよ。

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