将棋の8大タイトルの1つである、第71期王将戦第1局が、1月9・10日に、静岡県掛川市内で行われました。
今回は、タイトル保持者である渡辺明王将(37:名人、棋王を合わせ三冠)に対し、藤井聡太四冠(19:竜王、王位、叡王、棋聖)が挑戦するという、近年では最高峰の戦いが幕を開けました。
なお、手順は以下の通りとなっており、先手の藤井四冠が139手で勝利しました。
・藤井聡太 竜王 vs. 渡辺 明 王将 第71期ASLOK杯王将戦七番勝負第1局(将棋DB2)
いや、確かに終盤は大変な混戦となった様子が分かりますね。両者の王が、盤の中央を挟んで接近するという形になりましたが、最後は渡辺王将の王が中央まで誘い出されるような形で負けています。
また、両者が各8時間の持ち時間を使い果たし、1分将棋になったようで、これもまた熱戦を物語っています。なお、渡辺王将は、掛川市では負けないというジンクスがあったようですが、今回、惜しくも発動しなかったようです。
今後の第2局は1月22・23日に、大阪府高槻市で行われます。
しかし、今年もいきなり盛り上がりを見せる状況から始まりましたね。渡辺王将が防衛出来るのかどうか、見てみたいところです。
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