5月16日、スウェーデン政府は北大西洋条約機構(NATO)に加盟申請することを正式に決めたと報じられています。
加盟問題についての同国議会審議で、これまで反対していた与党・社会民主労働党も賛成に回るなどしたようです。それくらい、ロシアによるウクライナ侵攻は、ヨーロッパの北部・東部に於いて衝撃だったということです。
なお、先に加盟方針を決めているフィンランドと同時申請する方向で、週内にも手続きが始まる見通しとのことです。
ところで、スウェーデンといえば、長年の中立国であることが知られますが、スイスの「永世中立」とは少し状況が違っていて、最近では事実上他のヨーロッパ諸国と共同歩調を取っていた印象です。その結果として、ロシアによる直接の脅威を前に、NATO加盟に舵を切った、ということのようです。
当然にロシアは反発を強めていますが、今のところは口撃と示威活動くらいでしょうかね。色々な意味で、歴史的転換期の中に生きている実感がありますね。
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