日本国内の出版市場全体に占めるコミックのシェアが、40.4%となり、初めて4割を超えており、更には、紙の本と電子書籍を合わせたコミックの昨年の推定販売金額が、前年比10.3%増の6759億円と2年連続で過去最高を更新したと報じられています。
なお、この情報を発したのは、「出版科学研究所」という組織だそうです。
・2021 年コミック市場(紙+電子)、10.3%増の 6,759 億円 過去最高を更新、出版市場におけるシェア 4 割超える 紙は 2.3%減、電子は 20.3%増(出版科学研究所)
紙と電子を合わせたコミック市場は前年比 10.3%増の 6,759 億円と、前年に続き 2 年連続で過去最高を更新しているとのこと。しかも、紙のコミックス(単行本)とコミック誌を合わせた販売金額が同 2.3%減の 2,645 億円と健闘しています。
一方で、様々なサービスが展開している電子コミックが大変な好調で、 20.3%増の 4,114 億円になったとのこと。
この傾向は、今後も続いて、更にコミックの割合が増えそうですね。とはいえ、読書の本質をどこに置くか?ということにも関わるのですが、研究や教養のためだけではなく、娯楽という一面が、強く存在することも忘れてはならないと思うんですよね。それならコミックが良いでしょうし、更には、映像やゲームにはどこまで勝てるの?という話にもなります。
各種の娯楽は、各ユーザーが同じ容量しか持っていない「時間」を奪い合うわけです。
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