オミクロン派生型「XE」初確認 成田空港到着の30代女性（共同通信）
コロナ新系統「ＸＥ」を国内初確認…重症化リスクは現在わからず（YomiuriOnline）
4月11日、厚生労働省は成田空港での入国時の検疫で陽性と確認された女性が、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の新系統「ＸＥ」に感染していたと発表しています。ただし、この女性は既に隔離などを終えて帰宅されたとのことですので、重症化などはしなかったのでしょう。
この「ＸＥ」が国内で確認されたのは初めてとのことです。
新系統「XE」ですが、従来型「BA・1」と派生型「BA・2」の遺伝情報が交ざっているとされ、BA・2より感染力が強い可能性が指摘されているそうですが、重症化リスクなどはまだ分かっていないという報道が見られますね。
・新型コロナウイルス感染症（変異株）の患者等の発生について（空港検疫）（厚生労働省）
なお、厚労省からの発表データは以上の通りで、別に「XE」と書いているわけでは無いようです。今回、報道にあった女性についても、「BA.2」としか書いていませんが、下部の注記で「※オミクロン株にはB.1.1.529系統の下位系統（BA.x等）とBA.1系統とBA.2系統の組換え体（XE系統等）が含まれます」とありますので、括りとしては「BA.2」で表記するということなのでしょう。
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