アメリカ合衆国のジョー・バイデン大統領は11月23日、戦略石油備蓄5000万バレルの放出を指示したと発表しました。また、ホワイトハウスは今回の石油備蓄放出について、「中国やインド、日本、韓国、英国などの主要消費国と協調して行われる」と説明しており、他国とともに措置を行うことで、価格高騰の抑制を図る方針です。
現状、石油価格が高騰している原因としては、新型コロナ禍の影響から世界が回復に向かう中、急増する需要に生産が追いついていないためともされています。
石油高騰の原因は産油国と米大統領(共同通信)
更に、バイデン大統領は同日の演説で、ガソリン価格の高騰について「大きな理由は、産油国や大企業が需要に応じて石油供給を迅速に増加させていないからだ」と指摘し、産油国を批判しています。
クリーンエネルギーだ、何だといってみたところで、結局は石油価格が一定で無ければ、経済が回らないようです。
石油に頼る人類という様子は、まだまだ続きそうではありますね。
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